【SDGs】<木質バイオマス経済>の日中比較:空間、地域、政策の視点から

経済学部 徐 一睿

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 本研究は空間、地域、政策に焦点を当てて「木質バイオマス経済」の持続可能性について検討を行うものである。
 「木質バイオマス経済」とは林業によって木材を生産し、それを燃焼させることによって発生する熱を利用して地域の給湯需要や暖房需要、電力需要をまかなう分散型の再生可能エネルギー利用とそれに伴う経済の地域的循環のことである。「木質バイオマス経済」においては、燃料となる木材を輸送する距離や熱・電力を供給する距離などの[空間的条件]、林業や地域の木材産業等との綿密な連携を維持するためには人的ネットワークなどの[地域的条件]が、資源・エネルギー・経済の循環を維持させるためには[政策的条件]が重要となる。
 研究成果は「日本地方財政学会(発表年月日:2020/06/07、発表テーマ:中国の再生可能エネルギー発電に関する補助政策ー農林バイオマス発電を中心に、学会区分:全国学会、発表形式:口頭(一般)、単独共同区分:単独)」や研究論文「中国における再エネ普及策の特徴ーエネルギー・汚染・貧困対策としての農林バイオマス(発行・発表の年月:2020/12/20、形態種別:研究論文、執筆形態:共著、掲載誌名:専修大学社会科学研究所月報、出版社・発行元:専修大学社会科学研究所、巻・号・頁:(690),1-11頁、総ページ数:26、著者・共著者:徐一睿、佐藤一光、吉弘憲介)」「〈木質バイオマス経済〉の総合的分析(発行・発表の年月:2019/12、形態種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)、執筆形態:共著、掲載誌名:岩手大学人文社会科学部研究紀要Artes Liberales、巻・号・頁:(105)、著者・共著者:佐藤一光、斉藤崇、吉弘憲介、山川俊和、徐一睿、澤田英司共著)」において公表している。     
【カテゴリー】研究
【取り組み主体】個人
【取り組み形態】研究
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