研究ミッション

Mission

我々の最大のミッションは二つある。一つは、所員同士の活発な交流を通じて、所員の研究活動を積極的に促し、その結果として生まれた研究成果を世の中に問うことにより、経営学のさらなる発展への貢献とマネジメント現場への意義ある提言を行うことにある。我々のもう一つのミッションは、所員の研究活動から生まれた研究成果を教育現場に積極的に取り入れ、経営学を学んでいる学生たちに理論と実践との両方の面で、最先端の教育を提供することにある。

この二つのミッションを推進するために、グローバル化が急速に進展している現状を踏まえ、今後我々は、研究所自体の国際交流や各所員の国際交流を一層進め、国際的に開かれた研究所を目指していくこととする。

当研究所の設立の経緯

相場 勝夫
        
専修大学に経営学部が設立される前年、1961年に経営学研究活動の基盤として専修大学経営研究所は設立された。当時、初代所長に就任した相馬勝夫教授(後に学長・総長)は研究所の活動方針として、「これから我々が中心になって、従来にない新しいタイプの経営学部をつくろうではないか、そのため、経営学部が創設される前に独自の研究所を専修大学につくり、お互いに発表し合うと同時に親睦の場としようではないか」と述べている(専修大学経営学部編『戦後日本の企業経営と経営学』)。このように、経営研究所は本学経営学部の発足に深く関わると同時に、新しい経営学の研究拠点としての役割を担って設立された。そして発足当時の創造とネットワーク構築のスピリットは、今の経営学部および本研究所における教育・研究活動に受け継がれている。これまで当研究所が歩んできた歴史は、次のとおりである。
1961年4月 経営研究所設置1962年4月 経営学部発足
1965年11月 専修経営学論集 創刊号発行
1966年1月 専修経営研究所報 創刊号発行
1977年3月 専修大学経営研究所報 創刊号発行
2012年3月 専修マネジメントジャーナル 創刊号発行

当研究所の組織

現在、経営学、経済学、商学を中心として周辺領域を網羅した幅広いものとなっている、本研究所の組織は本学専任教員、外部の学識経験者などの研究参与、学外研究員、準所員による所員から構成されている。