2026.09.16 Wed
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済州大学の学生グループ 経営・岩田ゼミの授業に参加
日本における地域資源のブランド戦略学ぶ

地域資源のブランド化について学ぶ韓国・済州大学の学生グループが7月24日、生田キャンパスを訪れ、経営学部・岩田弘尚ゼミの授業に参加した。日本における地域ブランド戦略や産学連携モデルを学ぶとともに、ワークを通じてゼミ生と親睦を深めた。

済州大学の学生グループは、済州島の天然資源を活用した香り・化粧品産業の高度化を目的に学んでおり、昨年度はフランスで香水産業に関する研修を実施。今年度はブランド戦略などについて理解を深めるため、研修先として岩田ゼミを選び、来学した。
岩田ゼミのテーマは「地方創生のための管理会計」。学外での産学連携活動も盛んで、長野県の生ハム工房「ジャンボン・ド・ヒメキ」とは約10年にわたり、商品開発やPRなどの分野で協業を続けてきた。こうした実績を踏まえ、日本における地域特産品の高付加価値化の事例を学び、済州島での応用の可能性を検討した。

授業は三部構成で、はじめに岩田教授がジャンボン・ド・ヒメキのビジネスモデルについて説明した。「自然資本」「インタンジブルズ(無形の資産)」といったキーワードを挙げ、顧客価値やイノベーションを創造するために必要な事柄・方法を丁寧に解説。「地域の自然資本を顧客の用事に応じて価値に転換し、収益を複線化し、パートナーとの協働を通じて革新を起こして競争優位につなげる仕組みを設計する」とまとめ、地域資源をブランド化する際のヒントを学生たちに示した。

続いて、ジャンボン・ド・ヒメキ代表の藤原伸彦さんがゲスト講師として登壇。岩田教授の理論解説を踏まえ、工房での具体的な取り組みと成果を紹介した。そのなかで、実務的な観点から「土地を読み、技術を磨き、関係を育て、その価値を文化として次の世代へ渡す」ことの重要性を訴えた。

最後に、済州大生、岩田ゼミ生、本学韓国留学生会の有志が混成グループをつくり、ワークに取り組んだ。さまざまな言語が飛び交うにぎやかな雰囲気のなか、済州島の自然資本とインタンジブルズを組み合わせた新ビジネスを考えた。
3年次の1人は、「普段は国内の地域創生をテーマに活動しているが、今回は海外に目を向けて、済州大学の学生と意見交換できたのは新鮮だった。言葉の壁はあったが、さまざまなアイデアを出し合い、ひとつの提案にまとめることができたのは良い経験になった」と感想を述べた。
20260916岩田ゼミ01▲地域ブランド戦略について解説する岩田教授
20260916岩田ゼミ02▲日韓学生の混成グループで新ビジネスを考えた
20260916岩田ゼミ03▲生ハムを振る舞う藤原さん
20260916岩田ゼミ04▲授業を終え、参加者全員で記念撮影

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