2025.03.14 Fri
ONLINETOPICS
情報リテラシー講座「AIとの上手な付き合い方」開講
情報リテラシー講座「AIとの上手な付き合い方」が2月22日、神田キャンパスで開かれ、学生や教職員、一般の方々ら約43人が参加した。
本学は、学生の学修やさまざまな活動、教職員の教育研究の活性化を目指し、キャンパスDX「SiUグローカル・スマートキャンパス」構築に取り組んでいる。講座はその一環で、AIへの理解を深めてもらおうと初めて開催した。
高橋裕商学部教授がAIの歴史をひもとき、「現在は2010年代以降から続く第3次ブームの真っただ中。言葉にならない特徴を、深層学習という技術で学習できるようになった」と語った。画像生成や文章生成の仕組みを説明し、ChatGPTなどで文章を生成できるのは「基本的には次の単語を予測しているだけ。生成AIは人間の常識を体得しており、過去のオンライン情報を使って学習している。最近は最新の事柄も正確な回答ができる例が増えている」とした。ただ、正確さや倫理的側面の問題もあり、「流ちょうな回答を信じすぎず、常に疑って」と呼びかけた。
続いて、本学が進めるスマートキャンパス構想で協同している日本マイクロソフトから2人が登壇し、同社の生成AIについて説明した。プロンプト(AIへの指示文)への入力のコツを紹介し、「より細かい情報を与えることによって最良の応答を得られる」と述べた。
本学は、学生の学修やさまざまな活動、教職員の教育研究の活性化を目指し、キャンパスDX「SiUグローカル・スマートキャンパス」構築に取り組んでいる。講座はその一環で、AIへの理解を深めてもらおうと初めて開催した。
高橋裕商学部教授がAIの歴史をひもとき、「現在は2010年代以降から続く第3次ブームの真っただ中。言葉にならない特徴を、深層学習という技術で学習できるようになった」と語った。画像生成や文章生成の仕組みを説明し、ChatGPTなどで文章を生成できるのは「基本的には次の単語を予測しているだけ。生成AIは人間の常識を体得しており、過去のオンライン情報を使って学習している。最近は最新の事柄も正確な回答ができる例が増えている」とした。ただ、正確さや倫理的側面の問題もあり、「流ちょうな回答を信じすぎず、常に疑って」と呼びかけた。
続いて、本学が進めるスマートキャンパス構想で協同している日本マイクロソフトから2人が登壇し、同社の生成AIについて説明した。プロンプト(AIへの指示文)への入力のコツを紹介し、「より細かい情報を与えることによって最良の応答を得られる」と述べた。

