2025.03.04 Tue
ONLINETOPICS
クロアチアでワークショップ「コーパス日本語学の方法論」
国際コミュニケーション学部・丸山教授が開催

クロアチアのプーラ大学(ユライ・ドブリラ大学プーラ)で2月5日、日本語コーパスの方法論を巡るワークショップ"Methodology of Japanese Corpus Linguistics"が開催された。企画・運営を務めたのは、国際コミュニケーション学部の丸山岳彦教授。
アドリア海に面するプーラ大学に日本語学科が開設されてから、今年で10年目になる。ワークショップ当日は、現地で日本語学・日本文学を学ぶ学部生や大学院生、教員、合わせて20人が参加した。
ワークショップでは、コーパス(書き言葉・話し言葉の大規模なデータベース)を使うことの利点や分析の事例、コーパスを使った日本語研究の歴史や今後の展望などについて、丸山教授が英語で講義。話し言葉の中で無意識に出てくる「えーと」や「あのー」のような「フィラー」や、「全員」が「ゼーイン」と発音される「転訛」などについて、日本語コーパスを用いて検索・集計する手順が示された。クロアチア語のフィラーや転訛についても、参加者の間で熱心な議論が交わされた。
専修大学とプーラ大学では、2021年度以降、双方の学生がチームを組んで共同研究を実施するオンライン企画「チーム研究」を進めている。現地で日本語を学ぶ学生たちと初めて対面した丸山教授は、「今後もチーム研究などを通して、日本とクロアチアで交流する機会を増やしたい」と話す。
アドリア海に面するプーラ大学に日本語学科が開設されてから、今年で10年目になる。ワークショップ当日は、現地で日本語学・日本文学を学ぶ学部生や大学院生、教員、合わせて20人が参加した。
ワークショップでは、コーパス(書き言葉・話し言葉の大規模なデータベース)を使うことの利点や分析の事例、コーパスを使った日本語研究の歴史や今後の展望などについて、丸山教授が英語で講義。話し言葉の中で無意識に出てくる「えーと」や「あのー」のような「フィラー」や、「全員」が「ゼーイン」と発音される「転訛」などについて、日本語コーパスを用いて検索・集計する手順が示された。クロアチア語のフィラーや転訛についても、参加者の間で熱心な議論が交わされた。
専修大学とプーラ大学では、2021年度以降、双方の学生がチームを組んで共同研究を実施するオンライン企画「チーム研究」を進めている。現地で日本語を学ぶ学生たちと初めて対面した丸山教授は、「今後もチーム研究などを通して、日本とクロアチアで交流する機会を増やしたい」と話す。

