2025.01.07 Tue
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商・髙橋義仁ゼミ
元育友会長・後藤さん招き「人材と経営」学ぶ
経営戦略やビジネスプランニングについて学ぶ商学部・髙橋義仁ゼミでは、さまざまな分野のエキスパートを招いて講義を行っている。12月16日、太田油脂株式会社専務取締役で元本学育友会長の後藤康夫さんを特別講師に迎え、人材と経営をテーマに授業を行った。
後藤さんは、豊年製油株式会社(現・株式会社J-オイルミルズ)に入社以来、長く人事部門で従業員の評価、教育、採用業務などに携わってきた。2021年度には育友会長を務め、専大生の活躍や成長を見守った。
後藤さんははじめに、人材を資本として捉え、その価値を引き出すことで企業価値向上につなげる「人的資本経営」の考え方を紹介。人事部門在籍時は「経済合理性と人間性という相反する価値観を互いに高めることに注力した」と、自身の経験を語った。
その後、実務で得た気づきを、カッツモデルなどのフレームワークを使って学術的に解説。「企業が求める人材は、業種によっても時代によっても異なる」としたうえで、これから社会に出る学生たちに、「一つ上の役職や立場に立って物事を考える『視点転換』が重要」「アビリティー(能力)ではなく、コンピテンシー(高い成果を安定的に生み出す個人の行動特性や能力)を身につけてほしい」とアドバイスを送った。
就職活動を控えた学生や、所属するサークルでリーダーを務める学生も多く、質疑応答では職種ごとに必要な資質や組織運営についての質問などがあがった。4年次の男子学生は、「大企業での実体験に基づく話は説得力があり、経営理論に関する説明もとても分かりやすかった」と感想を述べた。
後藤さんは、豊年製油株式会社(現・株式会社J-オイルミルズ)に入社以来、長く人事部門で従業員の評価、教育、採用業務などに携わってきた。2021年度には育友会長を務め、専大生の活躍や成長を見守った。
後藤さんははじめに、人材を資本として捉え、その価値を引き出すことで企業価値向上につなげる「人的資本経営」の考え方を紹介。人事部門在籍時は「経済合理性と人間性という相反する価値観を互いに高めることに注力した」と、自身の経験を語った。
その後、実務で得た気づきを、カッツモデルなどのフレームワークを使って学術的に解説。「企業が求める人材は、業種によっても時代によっても異なる」としたうえで、これから社会に出る学生たちに、「一つ上の役職や立場に立って物事を考える『視点転換』が重要」「アビリティー(能力)ではなく、コンピテンシー(高い成果を安定的に生み出す個人の行動特性や能力)を身につけてほしい」とアドバイスを送った。
就職活動を控えた学生や、所属するサークルでリーダーを務める学生も多く、質疑応答では職種ごとに必要な資質や組織運営についての質問などがあがった。4年次の男子学生は、「大企業での実体験に基づく話は説得力があり、経営理論に関する説明もとても分かりやすかった」と感想を述べた。

