2025.02.17 Mon
国際交流・留学TOPICS
【長期交換留学プログラム】留学を通して、異なる価値観を持つ人々との関係を構築(中国・上海大学)菊池 来美(国際コミュニケーション)
留学を通して、異なる価値観を持つ人々との関係を構築
菊池 来美国際コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
4年次に長期交換留学プログラムで上海大学(中国)に留学
なぜ留学に参加しようと思いましたか。どのような準備をしましたか。
私は「学生レベルでの日中友好に貢献したい」との思いから、大学入学後は中国に留学したいと考えていました。元々中国に対しての印象として、政治やマナーの悪い観光客など、ニュースで報道されていた良くない中国の印象が強かったのが正直なところでした。しかし、高校生の時に実際に中国の方と交流する機会があり、そこで180度中国人に対する印象が変わったことから、実際のコミュニケーションを経て相手を理解することの重要性を感じ、そこから中国に興味を持つとともに留学をしたいと考えるようになりました。
本来は異文化コミュニケーション学科の必修である半年の留学制度を使い留学をする予定でしたが、入学後すぐに新型コロナウイルスが流行し、留学に参加することができなくなってしまいました。ですが、このまま卒業したくないと強く思い、長期交換留学制度に応募するに至りました。上海大学を選んだのは、以前半年間ほど上海大学のオンライン授業を受けていたからです。上海大学のオンライン授業では先生方が熱心に外国人に中国語を教える姿を見ることができ、また大学のサイトからいつでもオンライン授業を見返せるなど、上海大学には学生が充実した教育を受けられる環境があると感じ、この大学を選びました。
私は「学生レベルでの日中友好に貢献したい」との思いから、大学入学後は中国に留学したいと考えていました。元々中国に対しての印象として、政治やマナーの悪い観光客など、ニュースで報道されていた良くない中国の印象が強かったのが正直なところでした。しかし、高校生の時に実際に中国の方と交流する機会があり、そこで180度中国人に対する印象が変わったことから、実際のコミュニケーションを経て相手を理解することの重要性を感じ、そこから中国に興味を持つとともに留学をしたいと考えるようになりました。
本来は異文化コミュニケーション学科の必修である半年の留学制度を使い留学をする予定でしたが、入学後すぐに新型コロナウイルスが流行し、留学に参加することができなくなってしまいました。ですが、このまま卒業したくないと強く思い、長期交換留学制度に応募するに至りました。上海大学を選んだのは、以前半年間ほど上海大学のオンライン授業を受けていたからです。上海大学のオンライン授業では先生方が熱心に外国人に中国語を教える姿を見ることができ、また大学のサイトからいつでもオンライン授業を見返せるなど、上海大学には学生が充実した教育を受けられる環境があると感じ、この大学を選びました。


留学をして得たこと
留学を通して、異なる価値観を持つ人との関係構築の方法を学ぶことができたと考えています。最初は中国人とあまり仲良くなれなかったのですが、積極的な対話の機会を作ることができていなかったことと、相互理解ができていなかったことの二つが原因ではないかと考え、彼らと関係を築くために積極的にコミュニケーションを取り始めました。
まずは彼らに対し自己開示を行い、日本人としてではなく等身大の私を知ってもらおうとしました。ときには辛いこともありましたが、決して対話を諦めませんでした。また、相手を知ろうとしたときに、中国の文化や歴史がネックになることがあり、その時は本を読んで理解を深め、相手と積極的に議論を行いました。こうして相手と相互理解を深めていくうちに、お互い何でも言い合える中国人の親友を作ることができました。このことから、異なる価値観を持つ人との関係を築くには、①自分から相手を受け入れる姿勢を作ること、②相手と相互理解を深めること、が大切であると学び、その経験が今の国際交流会館での生活にも活かされています。※
また、トラブルに対し、ちょっとやそっとでは動じない強い心を手に入れることもできました。ビザがなかなか取れないなど留学前からトラブル続きだったので、今ではトラブルがあっても前よりは焦らずに対処できるようになったと考えています。
※菊池さんは留学から帰国した後、RA(レジデンス・アシスタント)として国際交流会館に住み、留学生のサポートを行っています。
留学を通して、異なる価値観を持つ人との関係構築の方法を学ぶことができたと考えています。最初は中国人とあまり仲良くなれなかったのですが、積極的な対話の機会を作ることができていなかったことと、相互理解ができていなかったことの二つが原因ではないかと考え、彼らと関係を築くために積極的にコミュニケーションを取り始めました。
まずは彼らに対し自己開示を行い、日本人としてではなく等身大の私を知ってもらおうとしました。ときには辛いこともありましたが、決して対話を諦めませんでした。また、相手を知ろうとしたときに、中国の文化や歴史がネックになることがあり、その時は本を読んで理解を深め、相手と積極的に議論を行いました。こうして相手と相互理解を深めていくうちに、お互い何でも言い合える中国人の親友を作ることができました。このことから、異なる価値観を持つ人との関係を築くには、①自分から相手を受け入れる姿勢を作ること、②相手と相互理解を深めること、が大切であると学び、その経験が今の国際交流会館での生活にも活かされています。※
また、トラブルに対し、ちょっとやそっとでは動じない強い心を手に入れることもできました。ビザがなかなか取れないなど留学前からトラブル続きだったので、今ではトラブルがあっても前よりは焦らずに対処できるようになったと考えています。
※菊池さんは留学から帰国した後、RA(レジデンス・アシスタント)として国際交流会館に住み、留学生のサポートを行っています。
留学を志す人へのメッセージ
留学は慣れない環境に加え、関係を築くことの難しさなど様々な困難があると思います。ただ、これを乗り越えれば確実に成長できます !また現地には大変なこと以上に楽しいことも沢山あります。楽しむ気持ちを忘れずに留学生活を過ごしてください!
