2024.01.29 Mon
ONLINETOPICS
アカウンティングコンペティション
商学部・金ゼミ2チームと経営学部岩田ゼミが入賞
会計系ゼミナール対抗の研究発表大会「アカウンティングコンペティション2023」(以下アカコン)が12月24日に都内で開催され、商学部の金鐘勲ゼミの2チームが実践的研究分野(遠隔方式)で最優秀賞と審査委員特別賞を、経営学部の岩田弘尚ゼミのチームが学術的研究分野(対面方式)で優秀賞を受賞した。
第8回大会となるアカコン2023は、遠隔と対面の2方式、実践的研究と学術的研究の2分野、合計4区分で実施され、全国23大学29ゼミから71チームが参加した。
最優秀賞を受賞した金ゼミチームA(小林泉輝さん、浜村海登さん、渥美彩華さん=全員商4)は「ROIC導入企業の動機と帰結」について発表した。投下資本利益率(Return On Invested Capital)について、導入した企業の動機や企業価値の変化について全上場企業約6万9000社について分析。ROICを導入するだけは企業価値は向上せず、会社全体に浸透後に事業の再編を行うべきだと提言した。小林さんは「先行研究が少ないなか、自分たちで考えながら統計分析したことで、企業を分析する力が身についた」と語る。
優秀賞の岩田ゼミ本チーム(西村省吾さん、小黒紗矢香さん、﨑野萌々子さん、林田珠奈さん、床爪心音さん、木代成汰輝さん=全員経営3)は、地方創生における起業の成功要因を産学連携先の国産生ハム生産者が関与する食のイベントにおける参与観察とインタビューの質的分析を用いてインタンジブルズの複合的活用であると明らかにした。西村さんは「研究を通して、ゼミのテーマである地方創生やインタンジブルズについて理解を深めることができた」と手応えを語った。ゼミでは研究の内容をまとめた書籍化プロジェクトを進めている。
審査員特別賞の金ゼミチームB(多田恵莉香さん、植岡夕芽さん、柴田果奈さん、皆川柚菜さん=全員商4)は、ESG(環境、社会、ガバナンス)に取り組む企業を調査し、特に近年注目されている「柳モデル」について検証。女性離職率や障がい者雇用率など、社会の理想と企業価値が乖離していることを明らかにした。皆川さんは「予想と違う結果をどうまとめるかメンバーで納得するまで話し合った。個人の研究では得られない達成感があった」と振り返る。
金ゼミは2期生7人全員が入賞となり、メンバーは「4年間学んできたことの集大成となった」と語った。
第8回大会となるアカコン2023は、遠隔と対面の2方式、実践的研究と学術的研究の2分野、合計4区分で実施され、全国23大学29ゼミから71チームが参加した。
最優秀賞を受賞した金ゼミチームA(小林泉輝さん、浜村海登さん、渥美彩華さん=全員商4)は「ROIC導入企業の動機と帰結」について発表した。投下資本利益率(Return On Invested Capital)について、導入した企業の動機や企業価値の変化について全上場企業約6万9000社について分析。ROICを導入するだけは企業価値は向上せず、会社全体に浸透後に事業の再編を行うべきだと提言した。小林さんは「先行研究が少ないなか、自分たちで考えながら統計分析したことで、企業を分析する力が身についた」と語る。
優秀賞の岩田ゼミ本チーム(西村省吾さん、小黒紗矢香さん、﨑野萌々子さん、林田珠奈さん、床爪心音さん、木代成汰輝さん=全員経営3)は、地方創生における起業の成功要因を産学連携先の国産生ハム生産者が関与する食のイベントにおける参与観察とインタビューの質的分析を用いてインタンジブルズの複合的活用であると明らかにした。西村さんは「研究を通して、ゼミのテーマである地方創生やインタンジブルズについて理解を深めることができた」と手応えを語った。ゼミでは研究の内容をまとめた書籍化プロジェクトを進めている。
審査員特別賞の金ゼミチームB(多田恵莉香さん、植岡夕芽さん、柴田果奈さん、皆川柚菜さん=全員商4)は、ESG(環境、社会、ガバナンス)に取り組む企業を調査し、特に近年注目されている「柳モデル」について検証。女性離職率や障がい者雇用率など、社会の理想と企業価値が乖離していることを明らかにした。皆川さんは「予想と違う結果をどうまとめるかメンバーで納得するまで話し合った。個人の研究では得られない達成感があった」と振り返る。
金ゼミは2期生7人全員が入賞となり、メンバーは「4年間学んできたことの集大成となった」と語った。

