2023.12.14 Thu
ONLINETOPICS
アグリカルチャーコンペティション
経営・岩田ゼミが2分野でブロック優勝
農業、食、地域などについて大学生が調査研究し、その成果を競う「アグリカルチャーコンペティション2023」(アグコン、JA全中など後援)がオンラインで11月26日開催され、全国16大学から57チームが参加する中、経営学部岩田弘尚ゼミの2チームが実践的研究分野と学術的研究分野のそれぞれでブロック優勝を果たした。
実践的研究分野には経営学部3年次の西村省吾さん、小黒紗矢香さん、木代成汰輝さん、﨑野萌々子さん、床爪心音さん、林田珠奈さんのチームが挑んだ。「ジャンボン・ド・ヒメキの競争優位の源泉の解明―インタビューによるナラティブ分析を用いて」と題して、産学連携先の長野県長和町で調査活動を行い、地域の特徴を生かして起業する際の成功要因を分析し、発表した。本研究では、地域の自然環境を生かし、知的資産、人的資本、社会・関係資本などのインタンジブルズ(無形の資産)を複合的に活用し、それらを提供する製品・サービスの特徴に反映させることが重要であると分析した。
チームリーダーを務めた西村さんは、「地方創生という大きな正解がないテーマに対しての取り組みであったため、メンバーの多様な考察や解釈を一つの理論としてまとめることが一番大変だった。しかし、現場への訪問とメンバーとの議論の時間を多くとり、ゼミのテーマである『地方創生と管理会計』の両者の関係性について自分たちなりの答えを導くことできたと思う」と話している。
学術的研究分野に挑んだのは経営学部3年次の岡隆輔さん、稲垣優花さん、川人つぐみさん、中村美咲さん、浜村真菜さんのチーム。「パッケージ変更時に生じる余白が消費者反応と購買意欲に与える影響」と題して、商品パッケージの余白の大きさが消費者行動にどのような影響を与えるのかをアンケート調査を用いて仮説検証した。本研究では「余白の価値」に着目し、成熟産業ともいわれる食品分野における脱コモディティ化の一策として、消費者に低コストで商品をアピールする方法を提案した。
チームリーダーを務めた岡さんは、「ゼミでは産学連携で商品を開発しイベントで販売するプロジェクトを行っているが、その過程で、商品がより魅力的に映るように試行錯誤した経験からパッケージに着目。経営学部のスローガンである『理論と実践の融合』を体現できたと思う」と話している。
アグコンの開催は今年で7回目。実践的研究分野では、商学部石川和男ゼミ3年次生チーム(市川凌平さん、井上綾乃さん、渡邊敬太さん、藤廣瑠夏さん、川口結音さん、甲斐琳久さん)が審査員特別賞を受賞した。
実践的研究分野には経営学部3年次の西村省吾さん、小黒紗矢香さん、木代成汰輝さん、﨑野萌々子さん、床爪心音さん、林田珠奈さんのチームが挑んだ。「ジャンボン・ド・ヒメキの競争優位の源泉の解明―インタビューによるナラティブ分析を用いて」と題して、産学連携先の長野県長和町で調査活動を行い、地域の特徴を生かして起業する際の成功要因を分析し、発表した。本研究では、地域の自然環境を生かし、知的資産、人的資本、社会・関係資本などのインタンジブルズ(無形の資産)を複合的に活用し、それらを提供する製品・サービスの特徴に反映させることが重要であると分析した。
チームリーダーを務めた西村さんは、「地方創生という大きな正解がないテーマに対しての取り組みであったため、メンバーの多様な考察や解釈を一つの理論としてまとめることが一番大変だった。しかし、現場への訪問とメンバーとの議論の時間を多くとり、ゼミのテーマである『地方創生と管理会計』の両者の関係性について自分たちなりの答えを導くことできたと思う」と話している。
学術的研究分野に挑んだのは経営学部3年次の岡隆輔さん、稲垣優花さん、川人つぐみさん、中村美咲さん、浜村真菜さんのチーム。「パッケージ変更時に生じる余白が消費者反応と購買意欲に与える影響」と題して、商品パッケージの余白の大きさが消費者行動にどのような影響を与えるのかをアンケート調査を用いて仮説検証した。本研究では「余白の価値」に着目し、成熟産業ともいわれる食品分野における脱コモディティ化の一策として、消費者に低コストで商品をアピールする方法を提案した。
チームリーダーを務めた岡さんは、「ゼミでは産学連携で商品を開発しイベントで販売するプロジェクトを行っているが、その過程で、商品がより魅力的に映るように試行錯誤した経験からパッケージに着目。経営学部のスローガンである『理論と実践の融合』を体現できたと思う」と話している。
アグコンの開催は今年で7回目。実践的研究分野では、商学部石川和男ゼミ3年次生チーム(市川凌平さん、井上綾乃さん、渡邊敬太さん、藤廣瑠夏さん、川口結音さん、甲斐琳久さん)が審査員特別賞を受賞した。

木代成さん、小黒さん、﨑野さん、西村さん、林田さん、床爪さん(左から)

浜村さん、川人さん、岡さん、稲垣さん、中村さん(左から)