2023.05.25 Thu
ONLINETOPICS

商・渡辺ゼミとSENDAI-Kaffee フリーマーケット開催
SDGsと地域交流をテーマに企画

20230524渡辺ゼミフリーマーケット_TOPICS01▲多くの人が訪れたフリーマーケット
地域マーケティングやSDGsについて学ぶ商学部・渡辺達朗ゼミの3年次生16人が、フリーマーケットの企画・運営に挑戦した。神田キャンパス10号館のコーヒー店・SENDAI-Kaffeeとのコラボレーション企画で、「専修大学と地元・神田神保町をつなぐ」「フリーマーケットを通じてSDGsについて考える」というテーマを決め、「SenshuDGs×FleaMarket」と銘打って開催した。
5月20日、SENDAI-Kaffee前広場で開いたフリーマーケットには、神田神保町周辺の企業や店舗、住民などが約50店を出店。商学部・神原理ゼミも、ゼミ生が開発・プロモーションする籐細工のブースを出した。当日は小雨まじりの天気だったが、多くの人が会場を訪れ、買い物や学生との交流を楽しんでいた。

ゼミ生とSENDAI-Kaffeeは昨年11月から準備を進めてきた。ゼミ生は出店交渉や集客のためのチラシ作りなども担当。「社会人の方を相手に、訪問のアポを取ったり、企画趣旨をプレゼンテーションしたりするのは大変だった。初めて経験することにも主体的に取り組めたのは今後の糧になる」と畠山日和さん。
地域活性化について学びたくてゼミに入ったという内野真結さんは、「準備を進めるなかで、いろいろなつながりが生まれた。協力いただいた企業や店舗を取材し、ゼミのSNSで情報発信するなど、地域との連携をより強くする活動にも取り組みたい」と今後の展望を語った。
「予想以上に多くのお客さんに来ていただけてうれしかった」と話すのは、ゼミ長の古川京人さん。「これまで知識として学んできたSDGsが、フリーマーケットの企画・運営という経験を通じて、より自分ごととして感じられるようになった」と手応えを感じていた。

参加者からは久しぶりの対面でのイベントを喜ぶ声も多く聞かれた。自宅で不要になった衣料品などを販売していた女性は、「学生を始めさまざまな年代の人と交流を持てたのが良かった。楽しみながらSDGsにも貢献できる有意義なイベントだと思う」。仲間と共に焼き物のブースを出した男性は「地域と大学、カルチャーが結びつき、にぎわっていた。専修大学のことをよく知ることもできた」と笑顔で話した。

渡辺教授は、「SDGsが掲げるテーマは広い。フリーマーケットの開催を通じて何を学び、何を伝えることができたのか。学生たちはきちんと総括して、次のステップにつなげてほしい」と語った。
20230524渡辺ゼミフリーマーケット_TOPICS03▲企画・運営を担った渡辺ゼミ生
20230524渡辺ゼミフリーマーケット_TOPICS04▲掘り出し物を探す学生たち
20230524渡辺ゼミフリーマーケット_TOPICS02▲商・神原ゼミも出店
20230524渡辺ゼミフリーマーケット_TOPICS06▲神田10号館 SENDAI-Kaffee前広場が会場

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