2023.01.01 Sun
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2023年 年頭所感-佐々木学長

専修大学長 佐々木 重人

謹んで新春のお慶びを申し上げます。本学は、コロナ禍での活動レベルを「レベル1」としながら新年を迎えました。そこで、気になる箱根駅伝の応援方法についてですが、一定の条件付きで、沿道での観戦・応援ができるようです。関東学生陸上競技連盟のHPにおいて、以下のメッセージが掲出されておりますので、あらためて共有させていただきます。

【箱根駅伝:沿道での観戦・応援に関するお願い】
・沿道で観戦、応援をする際はマスクを着用し、周囲との距離を確保してください。
 また、声を出しての応援は控えてください。
・本連盟が認めた出場校公認応援団の活動以外での大学名の掲出はご遠慮ください。
 のぼり、横断幕、小旗、タオルの掲出、法被など統一した衣類などを対象とします。
・地域住民、公共交通機関、商業施設等に対する安全と環境を阻害する行為・迷惑行為
 が見受けられた場合には、当該チームに相応の罰則を与える場合がございます。  
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一方、入試や期末試験が1月中旬以降、本格的に始まります。本学は、この「レベル1」を当面継続しつつも、新型コロナウイルス感染防止対策に万全を期したいと存じます。
 
年頭にあたり、今年、当職として特に取り組むべき施策について、以下で記したいと思います。
第一は、創立140周年(2020年)記念事業として実施された学部・学科組織に係わる諸改革の推移を見守り、その実効性を加速させることです。
第二は、2024年度より「SiUグローカル・スマートキャンパス」の運用が本格的に開始されるのを前に、それに向けてデジタル環境整備に取り組むことです。
第三は、2022年度より全学部で開始された「Siデータサイエンス教育プログラム」の「基礎リテラシーレベル」に加え、2023年度には、全学部で「応用発展レベル」を展開できるよう準備することです。
第四は、SDGsに係る活動、特に、「カーボンニュートラル」実現に貢献する大学としての取り組みを強化することです。
第五は、本学が産学または産官学間での連携の一翼を担いながら、学問、文化、スポーツ等の切り口から、地域貢献活動をより強化していくことです。
第六は、2026(令和8)年度に全学部一斉に予定しているカリキュラム改正に向けた調整準備に尽力することです。特に二部教育に充てていた教育力を活用して新たな教育サービスを創出することに意を尽くしたいと思います。
第七は、発信力と活力ある新学生街の創出(神田神保町カルチェラタン)を演出することです。特に景観づくり(神田神保町桜プロジェクト等)を工夫してみたいと思います。さらに、上で述べた「Siデータサイエンス教育プログラム」の進捗に合わせて、教員間や産官学で連携したデータサイエンス研究の拠点(生田データサイエンスヒルズ)作りやこの分野の人財育成の強化に関わる取り組み(ネットワーク情報学部の入学定員増等)も支援することです。
第八は、本学学生の進路支援「トリプル・サポートシステム」(キャリア形成支援、就職支援、資格・採用試験支援)の強化と、体育会をはじめとする課外活動で努力している学生へのサポート体制を維持することです。
 
以上、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年元旦