2022.08.10 Wed
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経営学部・青木章通ゼミ
フードロス削減をテーマにビジネスプランづくりに挑戦

20220809経営学部・青木ゼミ
経営学部・青木章通ゼミの学生たちが7月22日、普段学んでいる経営学や会計学の知識をフードロス問題の解決に生かす実践志向のワークショップに取り組んだ。

昨年度に続き2回目の開催で、今回も社会貢献型ショッピングサイトを運営する株式会社クラダシ(東京都品川区)が協力。はじめに同社の担当者から、日本におけるフードロスの現状などについて説明があった。その後、学生たちは4チームに分かれ、青木教授やクラダシの担当者からアドバイスを受けながら、フードロス問題を解決するためのビジネスプランを考えた。
コンビニで発生するフードロスに焦点を当てたチームは、アプリの通知機能やポイント還元機能を使い、賞味期限が迫った商品の購買を促すプランを提案。卵の廃棄量削減を目指したチームは、POSレジから取得した地域の顧客情報を活用して、販売個数の最適化を図るプランを披露した。

IoT冷蔵庫とオリジナルアプリを使って冷蔵庫の中身を見える化し、買い過ぎを減らすプランを発表したチームもあった。また、農家と学校給食の連携を通じて規格外野菜を消費するプランを考えたチームは、小学校で廃棄される野菜の量と価格を調べて経済効果を計算するなど、ビジネスを通じて生まれる効果もプランに盛り込んだ。
20220809経営学部・青木ゼミ_グループごとにアイデアを出し合う学生たち▲グループごとにアイデアを出し合う学生たち
今回のワークショップを振り返り、「想定効果の算出などが難しかったが、非常に勉強になった」と伊藤花実さん(3年次)。大井茉祐子さん(3年次)は「ビジネスの視点で考えることで、フードロス問題への意識が高まった」と話した。
20220809経営学部・青木ゼミ_学生にアドバイスする青木教授▲学生にアドバイスする青木教授
20220809経営学部・青木ゼミ_-コンビニでのフードロス削減案を発表した▲コンビニでのフードロス削減案を発表した

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