2022.01.18 Tue
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経営学部・青木章通ゼミ 学校対抗デザートコンペに参加
経営視点で販売戦略学ぶ

20220117青木ゼミ デザートコンペ▲コンペに参加した5人と青木教授(右端)※撮影時のみマスクを外しています。
デザートのレシピやデザイン、販売戦略などを経営視点で学ぶ――。経営学部・青木章通ゼミの学生が学校対抗デザートコンペティションに参加し、オリジナルのケーキを考案、販売した。
コンペは、ホテルグランドヒル市ケ谷(東京都新宿区)とホスピタリティ業界のビジネススクール「宿屋大学」の共催で、大学や専門学校など4校が参加した。「秋の食材を使う」というテーマで商品開発し、期間限定でホテルのラウンジなどでケーキを販売した。

青木ゼミのメンバーは4年次生2人、3年次生3人の計5人。初めての商品開発に挑戦するにあたり、「ホテルで販売するにふさわしい高級感とコストのバランスをどう取るかがポイントだった」と語る。主催者から提示された価格や原価率、原価表を読み解く際には、授業で学んだ原価計算の知識を活用した。また、消費者の嗜好や年齢層を把握するため、ホテルやデパ地下で実地調査も実施。程よい酸味と上品な甘さが魅力の「栗のムースケーキ」を完成させた。

マーケティングの一環としてSNSによる情報発信、ポスターやメニュー表の作成にも取り組んだ。メンバーは「青木先生のアドバイスを参考にしながら戦略を練り、他校と差別化を図ることに注力した」と話す。

20220117青木ゼミ デザートコンペ02▲販売された4校のケーキ。後列中央が
青木ゼミ生が開発した「栗のムースケーキ」
ケーキは11月下旬から2週間、限定販売され、売り上げ個数で4校が勝敗を競った。惜しくも優勝は逃したものの、5人は活動を通じて多くの収穫を得たようだ。
青木教授は「会計とマーケティングを実践的に学べる貴重な機会と捉え、日ごろの学びを生かしてよく考え、行動してくれた」と学生たちの頑張りを労った。

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