2021.05.04 Tue
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商学部・奥瀬ゼミ 開発した商品でクラウドファンディング

okusesemi_tnクリアポーシュを製作した4年次生(前列)
クラウドファンディングに取り組む3年次生と奥瀬教授(右)
商学部・奥瀬喜之ゼミは、学内外でさまざまな活動に取り組んでいる。昨年は専修大学SDGsチャレンジプログラム2020に挑戦し、3チームが入賞した。大学生による商品企画コンテスト「Sカレ」にも毎年参加しており、昨年は部門別の2位に輝いた。ここで企画した、衣服のポケットに装着するペンケースを「クリアポーシュ」の名称で商品化。今年度は同商品をリターン品(支援してくれた人へのお礼)としたクラウドファンディングも新たに開始する。

クリアポーシュを企画・製作したのは、4年次の櫻井千陽さん、西山真結子さん、野田かれんさんの3人。野田さんは「医療従事者に貢献できる商品を考えた。目立たず使えるように透明でシンプルなデザインにした」と商品コンセプトを説明する。商品化に際しては、幅広い人たちに使ってもらうことを考慮し、デザインを変更。櫻井さんは「部品数を減らしたことで組み立てやすくなり、コストダウンも実現できた」と話す。

クラウドファンディングには3年次生15人が取り組んでいる。ゼミ活動の紹介文やクリアポーシュの魅力を伝える動画など、ウエブサイトに掲載するコンテンツを作成。クラウドファンディングサイト「READYFOR」上で5月から募集を開始し、集まった支援金はゼミ活動でのフィールドワークの費用などに充てる計画だ。松本萌花さんは「クラウドファンディングへの挑戦は、授業で学んだ内容を実践できる良い機会。貴重な経験になる」と語る。

奥瀬教授は「今回の活動を通じて、マーケティングについてさまざまなことを感じ取ってほしい。今後も多様な経験の場を学生たちに提供していきたい」と話した。
KEN_0007s▲クリアポーシュの名称で商品化
KEN_0001s▲目立たずに使えるよう透明のデザインに

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