2019.11.21 Thu
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チェコ共和国で「コーパス日本語学ワークショップ」文学部・丸山教授が講義

チェコ共和国で日本語を専攻できる学科を持つ大学は、プラハにあるプラハ・カレル大学、ブルノにあるマサリク大学、オロモウツにあるパラツキー大学の3大学である。今回のワークショップは、これら3大学で日本語学を教えているチェコ人の教員らと丸山教授が、昨年度から合同で企画を進めていたものである。会場には、3大学の学部生、大学院生、教員をはじめ、在チェコ日本大使館日本広報文化センターの職員など、計34人が詰めかけた。
3日間のワークショップでは、丸山教授が「コーパス日本語学」について英語で講義と演習を行ったのに続いて、プラハ・カレル大学のAlexandr Rosen氏が「チェコ語ナショナルコーパス」についての講義と演習を、英国ランカスター大学のVáclav Březina氏がコーパスと統計処理に関して講義した。日本語とチェコ語のコーパスをさまざまな角度で比較しながら利用する、非常に充実したワークショップとなった。
丸山教授は、言語学の研究にとってなぜコーパス(大規模な言語データベース)が必要かを説明した後、日本におけるコーパス構築の歴史と現状を講義し、さらにインターネット上で利用できる複数の日本語コーパスの検索方法と、集計・分析の方法について演習を行った。参加者はコンピュータを使いながら日本語コーパスの検索と集計のテクニックをグループワークで学び、その結果を発表した。
丸山教授は、言語学の研究にとってなぜコーパス(大規模な言語データベース)が必要かを説明した後、日本におけるコーパス構築の歴史と現状を講義し、さらにインターネット上で利用できる複数の日本語コーパスの検索方法と、集計・分析の方法について演習を行った。参加者はコンピュータを使いながら日本語コーパスの検索と集計のテクニックをグループワークで学び、その結果を発表した。
