2026.06.17 Wed
生物科学科トピックス一覧
【理工学研究科】修士課程2年次 高橋さん
東京大学との共同研究が国際誌に掲載
大学院理工学研究科修士課程2年次の高橋尭大さんと辻大和教授が、東京大学大学院のチームと共同で行った研究の成果が5月22日、 国際誌『Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology』のオンライン版に掲載されました。
高橋さんらの研究チームは、石巻市で採集した多数のロードキル(交通事故)個体のタヌキを用い、歯の表面に残されたミクロの傷(マイクロウェア)を分析して、季節ごとの食性を明らかにしました。タヌキのような雑食性のイヌ科動物のマイクロウェア研究は世界的に見ても研究がなく、今後の研究基盤となる重要な知見です。
今後、化石や考古資料に適用することで、人との関わりのなかで食性を変化させてきたイヌ科動物の古生態研究への応用が期待されます。
高橋さんは本学の学部生の時から動物生態学研究室に所属しており、野生動物の食べ物やロードキルなどについて研究してきました。本研究期間中は、定期的に東京大学柏キャンパス(千葉県)を訪れサンプル分析等を行い、共同研究に励みました。
今後、化石や考古資料に適用することで、人との関わりのなかで食性を変化させてきたイヌ科動物の古生態研究への応用が期待されます。
高橋さんは本学の学部生の時から動物生態学研究室に所属しており、野生動物の食べ物やロードキルなどについて研究してきました。本研究期間中は、定期的に東京大学柏キャンパス(千葉県)を訪れサンプル分析等を行い、共同研究に励みました。
△分析に用いた歯のサンプル高橋さんのコメント
■論文掲載にあたって
学部3年次の頃から、せっかく研究をするなら論文として掲載されるまで関わりたいと考えていましたので、それが叶いとても嬉しく思います。また、この研究は、分析方法をご指導いただいた東京大学の先生方、サンプルを提供いただいた道路管理事務所の方々、標本の収集に協力いただいた歴代の研究室の方々など、非常に多くの方のご協力のもと実施されました。協力していただいた方々にはとても感謝しています。
■東京大学での活動について
年に1、2回、1週間ほど東京大学の柏キャンパスを訪問し、サンプルの分析をしていました。訪問時には、受け入れ先の研究室のミーティングなどに参加させていただきました。お会いした方は皆研究への熱意があり、自分も負けてはいられないと、とても刺激を受けました。共同研究者の方からは哺乳類の貴重な標本を見せていただき、とても感動しました。
留学生の方の歓迎会にも参加させていただき、初めの頃は英語である程度研究の話ができたのですが、英語の聞き取りが苦手なためみんなが盛り上がっている中、一人でお寿司を食べていたのはいい思い出です。
■所属している動物生態学研究室について
野生動物と他の生物とのつながりなどについて研究しており、野生動物の食べ物や、野生動物の交通事故などを調べています。フィールドワークがメインの研究室であるため、多くの人が自分の足で現場に出てデータをとってきます。
私は学部1年次の頃から骨格標本作りのために研究室に出入りしており、標本をいじっているうちにそれらを使った研究をしたいと思うようになり所属を決めました。研究室に出入りしている時間が長かったため、さまざまな先輩・同期・後輩と交流し、理想の先輩や、破天荒が擬人化したような先輩に出会い、たくさんの仲間や思い出ができました。3年次前期の研究室決めの面談時期には、いつものように研究室で標本を組み立てていると、同学年の学生がやってきました。彼とは一度も話したことが無かったのですが、同じ研究室を希望していることからすぐに意気投合しました。お互いのアパートが近かったこともあり、初めて話したその日に私のアパートへ彼がやってきて、とてもくつろいで帰っていきました。気が付いたら6時間ほどよくわからないことを話し続けていました(笑)。こんな変な出会い方をした彼とは、今でも2、3ヶ月に1度は会って交流しています。
■大学院修了後について
卒業後は野生動物とは関係のない企業へ就職する予定です。専門の知識を直接生かすことはできないかもしれませんが、これまでの研究活動を通じて身に着けてきた論理的思考力やプレゼンスキルを生かして社会に貢献していこうと思います。自分が望めば海外出張を経験できるそうなので、面接の段階では行きたいと希望を何度かお伝えしました。海外出張に備えて英語力を向上させておきたいです。
■論文掲載にあたって
学部3年次の頃から、せっかく研究をするなら論文として掲載されるまで関わりたいと考えていましたので、それが叶いとても嬉しく思います。また、この研究は、分析方法をご指導いただいた東京大学の先生方、サンプルを提供いただいた道路管理事務所の方々、標本の収集に協力いただいた歴代の研究室の方々など、非常に多くの方のご協力のもと実施されました。協力していただいた方々にはとても感謝しています。
■東京大学での活動について
年に1、2回、1週間ほど東京大学の柏キャンパスを訪問し、サンプルの分析をしていました。訪問時には、受け入れ先の研究室のミーティングなどに参加させていただきました。お会いした方は皆研究への熱意があり、自分も負けてはいられないと、とても刺激を受けました。共同研究者の方からは哺乳類の貴重な標本を見せていただき、とても感動しました。
留学生の方の歓迎会にも参加させていただき、初めの頃は英語である程度研究の話ができたのですが、英語の聞き取りが苦手なためみんなが盛り上がっている中、一人でお寿司を食べていたのはいい思い出です。
■所属している動物生態学研究室について
野生動物と他の生物とのつながりなどについて研究しており、野生動物の食べ物や、野生動物の交通事故などを調べています。フィールドワークがメインの研究室であるため、多くの人が自分の足で現場に出てデータをとってきます。
私は学部1年次の頃から骨格標本作りのために研究室に出入りしており、標本をいじっているうちにそれらを使った研究をしたいと思うようになり所属を決めました。研究室に出入りしている時間が長かったため、さまざまな先輩・同期・後輩と交流し、理想の先輩や、破天荒が擬人化したような先輩に出会い、たくさんの仲間や思い出ができました。3年次前期の研究室決めの面談時期には、いつものように研究室で標本を組み立てていると、同学年の学生がやってきました。彼とは一度も話したことが無かったのですが、同じ研究室を希望していることからすぐに意気投合しました。お互いのアパートが近かったこともあり、初めて話したその日に私のアパートへ彼がやってきて、とてもくつろいで帰っていきました。気が付いたら6時間ほどよくわからないことを話し続けていました(笑)。こんな変な出会い方をした彼とは、今でも2、3ヶ月に1度は会って交流しています。
■大学院修了後について
卒業後は野生動物とは関係のない企業へ就職する予定です。専門の知識を直接生かすことはできないかもしれませんが、これまでの研究活動を通じて身に着けてきた論理的思考力やプレゼンスキルを生かして社会に貢献していこうと思います。自分が望めば海外出張を経験できるそうなので、面接の段階では行きたいと希望を何度かお伝えしました。海外出張に備えて英語力を向上させておきたいです。
△タヌキの轢死体
△サンプリングの様子
△採集したタヌキの頭骨
△組み立てに携わった骨格標本・動物生態学研究室
・【生物科学科】4年次高橋さんが日本哺乳類学会で発表