2026.06.02 Tue
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渡邊一仁 准教授が石巻地区水産加工研究会の勉強会にて講演

令和8年5月29日、本学理工学部の渡邊 一仁 准教授が、石巻地区水産加工研究会、石巻魚市場買受人共同組合および石巻冷凍協議会の合同による勉強会において講演を行いました。本勉強会は地域の水産関連事業者等約30名が参加しました。講演では「海水温の変化による今後の水産業の動向予測」をテーマに、近年の環境変化が水産業に与える影響と今後の対応の方向性について解説が行われました。
当日の主な内容は以下のとおりです。
①海水温変化が水産資源や漁場に及ぼす影響
②環境変化に対する国内外の社会的取組
③水産資源管理の現状と今後の課題
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講演の中では、環境負荷の少ない方向への転換を評価する手法として「ライフサイクルアセスメント(LCA)」の重要性が示され、水産業においては特に燃料消費が環境負荷の大きい要因(ホットスポット)となっていることが説明されました。また、「ブルーカーボン(海洋生態系が海洋に蓄積する炭素)」の取組が、カーボンクレジット制度の活用により加速していることにも触れ、今後の持続可能な水産業の発展において重要な視点であることが示されました。最後に、急速に進行する環境変化に対応するためには、多角的な対策の推進、環境変化の正確な理解、変化を前提とした柔軟な産業構造の構築が重要であるとの提言がなされ、参加者は熱心に耳を傾けていました。