2024.09.17 Tue
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【進路就職】沖縄県・DMMかりゆし水族館の職員の方にお越しいただきました

 令和6年9月2日(月)、DMMかりゆし水族館の桃井様が、沖縄から本学までお越しいただきました。
令和6年9月2日(月)、DMMかりゆし水族館の桃井様が本学にお越しいただきました。現在、DMMかりゆし水族館には理工学部生物科学科を卒業した鈴木ほのかさんが在籍しています。鈴木さんは、今年度の大学パンフレット【卒業生の声】の他、ホームページの活躍する卒業生在学生インタビューにも掲載いただいています。今回、鈴木さんとのご縁もあり、今後の本学学生のご採用の挨拶を兼ねて進路支援室にお越しいただきました。
鈴木ほのかさん△卒業生の鈴木ほのかさん
進路支援室へのご訪問の後、理工学研究科生命科学専攻の大学院生の大見川さん、小田さんの2人が海洋生物の飼育などに利用する実験室「海洋生物ウェットラボ」をご案内しました。2人が研究している内容の紹介や、水槽の管理、飼育方法などについて説明しました。海洋生物の飼育については、共感する話もあれば、沖縄と宮城で捕れる魚の違いから工夫している点が異なることもあり、水槽トークは非常に盛り上がりました。
写真10△水槽を紹介する様子(大見川さん)
写真11△水槽を紹介する様子(小田さん)
また、水族館職員を目指している生物科学科3年生の甲地さんにも参加してもらいました。DMMかりゆし水族館では海の生き物だけでなく、陸の生き物も飼育しており、桃井様からかりゆし水族館でのプロモーションについてお話いただき、先進的な取組みを行っている水族館ということが伝わってきました。他にも社員を大切にする想いや沖縄での生活などをお話いただき、楽しそうに会話する姿が見られました。
写真12
DMMかりゆし水族館と本学は、今後もオンライン機能を活用し、卒業生の鈴木さんとお話する機会などでお時間をいただく予定です。沖縄と宮城の距離は離れていますが、互いが協力し合える関係性を構築していきたいです。
【学生からのコメント】
理工学部 生物科学科3年 甲地 由樹さん(青森県立青森東高等学校 出身)
水族館の職員の方とお話するのは、お客様の声や現場で働く方の声を聞ける貴重な機会でした。桃井さんと大学院生の方々が対談しているところにもお邪魔させていただきましたが、同じ水生生物を管理していても、研究と水族館での運営では配慮する点が異なることを学びました。 近年の気温上昇に伴い、南西のサンゴにも大きな影響が出ているという話は特に印象に残っています。この影響について、石巻では感じることがありませんでしたが、桃井さんのお話を聞き身近なところで気象上昇による変化が起きていることを学びました。ニュースを通して知る世界的な変化について学ぶのも大切ですが、沖縄と石巻で比較する変化からの調査も必要であると思いました。