2019.12.10 Tue
高大産連携プロジェクトTOPICS

【高大産】座学と実践の両輪でコーチングを学ぶ!

~部活動指導で地域の課題解決に取り組む~

(石巻専修大学×石巻市立山下中学校×ソフトバンク株式会社)

 ソフトバンク株式会社が提供するICTを活用した遠隔指導アプリ「スマートコーチ」を使って、石巻圏域にある中学校の部活動指導を行うプロジェクトが11月30日(土)、本学で行われました。
【高大産】スマートコーチ_03▲中学生のピッチングフォームの撮影を行う学生
 本プロジェクトで、山下中学校野球部の生徒と本学学生が交流するのは今回が3回目。
 今回は、経営学科の授業「データコーチング演習」を受講する硬式野球部の学生たちが、指導者として中学生をサポートしました。
 指導を担当した学生は、これまでの過去2回の経験と後期からスタートした「データコーチング演習」の座学で学んだことを活かし、中学生を指導。
 学生たちは、座学での学びと実践的な学びの両輪で、ICTとコーチングに関する学びを深めながら、今後もスポーツを通して地域の子どもたちの成長をサポートしていきます。

【中学生の指導を行った学生のコメント】

■佐藤 叡一さん(経営学部経営学科2年次:青森県八戸商業高校出身)
卒業後に高校教員を目指しており、これまでも母校(高校)の後輩を指導していた経験があったため、その時の経験を活かし、指導を行いました。
「スマートコーチ」を活用した遠隔でのやり取りは慣れるまで大変ですが、野球の技術的な難しいことよりも、まずは野球の基本となる体の使い方や楽しさを伝えることができればと思っています。
野球を含めたスポーツの指導も、現在急速に発達している情報化社会の中で変化していくと感じているので、自分たちの取り組みがこれからの社会において良いサンプルになればと思います。

■本間 琉斗さん(経営学部経営学科2年次:山形県山形城北高校出身)
これまでの山下中学校の生徒との交流プロジェクトには全て参加しています。
実際に会っての指導では、相手の反応を見ながら話すことができるため、伝えやすいですが、「スマートコーチ」や端末を介することで、相手の反応や表情が分からず、難しさを感じる部分もありました。
それでも、指導している中学生に上達してほしいと強く想っているので、その為のサポートは全力を尽くしていきたいです。今後、指導を継続しながら、より良い指導方法を見つけていきたいです。
【高大産】スマートコーチ_01▲実際にキャッチボールを行いながら改善点を発見
【高大産】スマートコーチ_02▲生徒それぞれのレベルに合わせて丁寧に指導!
【高大産】スマートコーチ_04▲撮影した映像を一緒に確認し、改善点を話し合いました
【関連サイト】ソフトバンクグループCSR REPORT 2019
CSRレポート_石巻専修大学

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