災害時対応

学内で地震等の予測不能な災害が発生した場合、教職員の指示に従って以下の安全な方法により避難してください。

災害発生時の対応

教室にいるとき

(1)地震などの災害直後はあわてて室外に出ない。
(2)窓際にいる場合は、窓ガラスの飛散を防ぐためにブラインド、カーテンを閉め、急いで窓際から離れる。
(3)ドア付近にいる場合は、ドアを開け出口を確保する。
(4)衣類や持ち物などで頭を覆い、落下物から身を守る。
(5)エレベーターを使用しない。
(6)屋外に出た場合、建物などから離れて行動する。
(7)避難後は、状況判断を的確に行うため、正しい情報を得てから行動する。

実験室にいるとき

(1)すぐにガスの元栓を締め火の始末をし、電気器具などの電源は切る。揺れが大きく、火の始末が不可能な場合は、まず身の安全をはかる。
(2)二次災害防止のため、危険物の取扱には十分注意する。
(3)化学薬品などから火災が発生した場合、天井に火が燃え移っていなければ、揺れがおさまってから消火器で初期消火活動を行う。消火不能の場合は、ただちに部屋のドアを閉めて避難する。

廊下にいるとき

(1)壁が崩壊する恐れがあるので、壁際には寄らず、近くの部屋(教室等)に避難して机の下などに身を伏せる。
(2)近くに部屋(教室等)がない場合は、落下の恐れのあるものの下から離れ、衣類や持ち物などで頭を覆ってかがみ込む。

エレベータに乗っているとき

(1)最寄の階ボタンを押して、停止した階で降りる。
(2)途中で停止した場合は、非常ボタンまたはインターホンで外部に援助を求る。脱出口からむやみに出ようとしない。

運動場・体育館にいるとき

(1)中央部に集合し座る。
(2)落下物に注意する。

図書館にいるとき

(1)速やかに本棚から離れる。
(2)本の落下、書架の転倒などに備える。

食堂等にいるとき

(1)転倒物(ロッカー、自動販売機)などから離れる。
(2)使用中の電気製品のコンセントを抜く。

災害沈静後の対応

(1)校内放送の指示に従って避難する。
(2)避難するときには十分注意しながら行動する。あわてて出口に殺到しない。
(3)停電した場合は、誘導灯を目印に避難する。
(4)隣室などを含め、全員退出したことを確認の上、ドアを開放したまま避難する。ただし、火災が発生している場合は、ドアを閉めて避難する。
(5)屋外へ避難する場合は、構内を走行する自動車に十分注意し避難する。

避難場所について

(1)火災および建物倒壊の恐れがある場合:第1駐車場・第2駐車場・多目的グラウンド・陸上競技場
(2)津波および浸水の恐れのある場合:2号館・4号館

避難後の対応

(1)教職員の指示に従う。教職員がいない場合でも、できるだけ集団になり、指示があるまで冷静に待機する。
(2)逃げ遅れた人や行方不明者がいる場合は、すぐに教職員に連絡する。
(3)怪我人が発生した場合は協力して安全な場所へ避難誘導させ、応急処置が出来る対策を講じる。
(4)生命に関わる重大な状態、または明らかに救急を要する状態にある場合の対応は、緊急時の連絡方法をとる。
災害時の安否情報の確認
●NTT災害伝言ダイヤル171
  • 「171」をダイヤルし、利用ガイダンスにしたがって伝言の録音・再生を行うことができます。

●災害ブロードバンド伝言板 Web171
  • Web171へアクセスし、画面にしたがって伝言情報の登録および閲覧を行うことができます。

【緊急地震速報システム】

本学では、気象庁からの地震データをインターネット経由で受信するシステムを導入しており、震度5弱以上と予想された場合には、非常用放送で学内全域に緊急地震速報のアナウンスが流れます。アナウンスが流れた場合は、「災害時の対応マニュアル」に従い行動してください。