日本語日本文学専攻(修士課程/博士後期課程)
専攻の概要と目的
概要
日本語学関係は、古代語・中世語・近代語・現代語の各領域にわたっています。日本文学関係は、上代・中古・中世・近世・近現代と全時代にわたって開かれ、日本文学を深く理解するための中国文学や創作・出版文化を扱うユニークな講義もあります。大学院修了後の進路はさまざまです。修士課程を修了した人は、高校・予備校の教員、出版編集、文化団体などに進み、博士後期課程を修了した人は、大学・高校・予備校の教員、出版編集、文筆業などに進んでいます。博士後期課程を修了して博士論文を提出し、博士(文学)の学位を受ける人は近年多くなり、毎年新しい博士が社会に巣立っています。
現在、日本語日本文学専攻の大学院生は、修士・博士合わせて約30名の大学院生が在籍しています。そのうちおよそ50%は、海外からの留学生です。大学院生の研究発表の場として「専修大学日本語日本文学文化学会研究発表会」が、論文を発表している研究誌としては「専修国文」「文研論集」があります。
日本語日本文学専攻には、全国のさまざまな大学の出身者が集まってきます。意欲のある諸君が、この専攻に加わることを期待しています。
目的
教員一覧(日本語日本文学専攻担当者)
教員氏名 | 所属 | 職名 | 担当課程 | 担当(研究) 分野 |
阿部 貴人 | 文学部 | 准教授 | 修士 | 社会言語学研究 |
板坂 則子 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 日本近世(江戸)期の文学と文化研究 |
今井 上 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 源氏物語を中心とした平安朝文学の研究 |
王 伸子 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 日本語教育、音声研究 |
大浦 誠士 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 万葉集を中心とする上代文学、古代和歌の研究 |
小山内 伸 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 演劇研究 |
川上 隆志 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 出版文化研究、現代日本文化研究 |
小林 恭二 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 文藝創作及び短詩型文学の研究 |
斎藤 達哉 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 古典日本語の語彙と表記・国語施策史 |
須田 淳一 | 文学部 | 教授 | 修士 | 古典語文法研究 |
高橋 龍夫 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 日本近現代文学、特に芸術・思想の受容研究 |
高橋 雄一 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 現代語文法研究と日本語教育への応用 |
蔦尾 和宏 | 文学部 | 教授 | 修士 | 中世文学・文化研究 |
濱崎 加奈子 | 文学部 | 准教授 | 修士 | 中世文化・伝統文化研究 |
備前 徹 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 日本人と外国人が接触する際の言語的諸問題 |
廣瀬 玲子 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 中国文学 |
丸山 岳彦 | 文学部 | 教授 | 修士 | コーパスを用いた日本語の研究 |
山口 政幸 | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 近現代の文学作品を文化事象と絡めて分析する |
山田 健太 | 文学部 | 教授 | 修士 | ジャーナリズム論 |
米村 みゆき | 文学部 | 教授 | 修士/博士後期 | 日本近現代文学、アニメーション文化論 |
千田 洋幸 | 文学部 | 兼任講師 | 修士 | 日本近現代文学、アニメーション文化論 |
修士課程
講義要項(シラバス)、科目一覧
履修方法について
必修科目(12単位) | 選択科目 | 合計 | |
1年 | 指導教員の「講義」4単位 「演習」(又は「論文指導」)4単位 | 18単位以上 | 30単位以上 |
2年 | 指導教員の「演習」(又は「論文指導」)4単位 |
2.
(1)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本大学院の他の研究科及び他の専攻の科目もしくは単位互換協定校で開講されている授業科目を履修することができる。この場合の単位は、合計10単位以内で単位認定することができる。
(2)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、大学院文学研究科担当教員が担当する本学学部の授業科目(原則として専門科目に限る)を10単位以内で履修することができる。この場合の単位は修了要件単位には含まれない。
3.修士論文の作成にあたっては、指導教員の研究指導が必要である。従って、所定の単位を修得して修士論文作成のために在学する者は、必ず指導教員の演習(又は「論文指導」)を履修すること。
博士後期課程
講義要項(シラバス)、科目一覧
履修方法について
必修科目(12単位) | 選択科目 | 合計 | |
1年 | 指導教員の「演習」(または「研究論文指導」)4単位 | 4単位以上 | 16単位以上 |
2年 | 指導教員の「演習」(または「研究論文指導」)4単位 | ||
3年 | 指導教員の「演習」(または「研究論文指導」)4単位 |
(2)選択科目は、指導教員の講義及び当該年度に開講されている講義及び演習(又は「研究論文指導」)とする。
2.指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本大学院の他の研究科及び他の専攻の科目もしくは単位互換協定校で開講されている授業科目を履修することができる。この場合の単位は、合計10単位以内で単位認定することができる。
3.博士後期課程に在学する者は、当該年度の研究状況について所定用紙により「研究報告書」を作成し、1月末日までに指導教員を経由して大学院事務課に提出すること。
4.博士論文の作成にあたっては、指導教員の研究指導が必要である。従って、所定の単位を修得し博士論文作成のために在学する者は、必ず指導教員の演習(又は「研究論文指導」)を履修すること。