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【趣味】 趣味としては、小説類の読書、スポーツは得意ではないが、それでも夏は水泳、冬はスケートを、それぞれ心身の健康維持のために続けてきたが、スケートは向ヶ丘遊園の廃園や読売ランドのリンク消滅、小説は最近の作品の幼児性などの理由で、趣味全般休眠状態。 【学部ゼミでやっていること】 3年目に入って、ようやく持ち上がりの学生の卒業を迎える。これまで、西欧の哲学における「感情」をテーマに、アリストテレスの『弁論術』第二巻、キケロの『トゥスクルム荘対談集』第三巻、デカルト『情念論』、スピノザ『エチカ』第三部などを翻訳で読んできた。書かれていることを適切に要約し、それに基づいて議論することを目的にしている。参加者には、話し議論するために、まず人の言うことを聞くことがいかに大切で難しいかということを、このゼミを通して体験してほしい。9月には、卒論の構想発表会を兼ねて合宿を行う予定である。 【大学院ゼミでやっていること】 二つあるゼミはいずれもアリストテレスの影響しに関するもので、一つはイギリスの哲学者、デイヴィド・ウィギンズの Ethics、もう一つは不干斎ハビアンの『妙貞問答』をそれぞれ読んでいる。前者は現代倫理学において価値の認知主義、もしくは道徳的実在論の立場に立つ論者の包括的な倫理学書、後者は16世紀の織豊時代のキリシタン文献と、それぞれ全く異なる背景をもつが、「実践的知識(phronesis, prudentia)」という考え方が、時代を超えてどのように受け継がれ変容していったかを考察している。 |
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