◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇プログラム ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◆7月30日・31日の両日 専修大学図書館の散策をしていただけるように手続き中です。
――専修大学図書館生田本館（9号館3階）
専修大学は1880年に開校され、図書館は1912年に開設されました。その後、図書館も大幅に拡充されて今日にいたっております。全体としては約175万冊の蔵書、雑誌21,000誌が所蔵されています。なかでも専修大学図書館本館は、当研修プログラムの開催される生田校舎の9号館（120年記念館）にあり、人文・社会科学などの分野の蔵書（図書資料約110万冊、雑誌は約16,000誌）がほとんど開架式で利用できます。3階の図書館入口横のブラウジング・プラザでは、国内外の新聞やタウン誌、一般誌が気軽に利用できますし、AVプラザでは、マイクロ資料、DVD等の視聴覚資料、オンラインとCD-ROMによる情報検索サービスが利用できますので、この機会にご見学ください。
◆7月30日・31日の両日 教員との懇談会と展示
歴史学科専任教員14名は、各自様々な時代・地域の歴史研究に取り組んでおります。教員の著作や教員の関わる各種プロジェクトの展示も予定していますので、こちらもご覧いただき、教員との懇談の輪を広げていただければ幸いです。
７月３０日（木）「日本史」
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| 10:00〜10:10 |
開講式 |
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| 10:10〜10:35 |
挨拶 趣旨説明 |
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10:40〜12:30
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講師：土生田純之
（文学部教授） |
「積石塚と渡来人」（講義A）
一般的に古墳は盛土によるが、石材や砂利を用いた積石塚も存在する。列島各地、各時期に多様な系譜の積石塚が築造されたが、5世紀後半には北信、甲斐、西毛等、東日本各地で一斉に出現する。相互交流の乏しい各地で同様の現象が生じた背景に、「畿内」王権と在地首長の思惑がある。つまり積石塚の被葬者は渡来人と思われ、当時の技術革新を担った人々であろう。
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| 12:30〜14:00 |
昼休み |
（歴史学専攻教員との懇談会あるいは図書館見学） |
| 14:00〜15:50 |
講師：西澤美穂子
（文学部助教） |
「幕末の日蘭関係―長崎における外国船への物資供給から―」（講義B）
江戸時代を通して日本と交流のあったオランダは、幕末においてもイギリスやアメリカ等の列強諸国とは異なる立場で、日本との関係を維持していました。和親条約が締結されていく時期、オランダは日本においてどのような役割を担っていたのか、長崎で行なわれた物資供給の状況から見ていこうと思います。 |
15:50
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解散 |
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７月３１日（金）「世界史」
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| 10:00〜10:10 |
開講式 |
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| 10:10〜10:35 |
挨拶 趣旨説明 |
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10:40〜12:30
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講師：樋口映美
（文学部教授） |
「アメリカ合衆国の奴隷制―＜人種差別＞を考える手がかりとして―」（講義C）
過去の奴隷制が今もなおアメリカ社会に影を落としています。そもそも奴隷制とはどのように確立され、その白人優位・黒人劣位の社会秩序はどのように維持されたのか、その実態は何から見えてくるのか？ 奴隷制廃止後150年となる今、大学での授業内容をご紹介しながら、改めてさまざまな角度から掘り起こしてみたいと思います。 |
| 12:30〜14:00 |
昼休み |
（歴史学専攻教員との懇談会あるいは図書館見学） |
| 14:00〜15:50 |
講師：田中 正敬
（文学部教授） |
「災害史にみる現在の課題―関東大震災を例として―」 （講義D）
近年の歴史研究においては、東日本大震災などの災害や関東大震災から90年の節目などを契機として、あらためて災害の歴史や歴史資料保存の問題などに関心が集まっています。今回は関東大震災関連研究を中心に代表的な研究を紹介しながら、災害にかかわる歴史研究の現状と課題を考えてみたいと 思います。
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15:50
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解散 |
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