◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇プログラム ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◆7月29日・30日の両日 専修大学図書館の散策をしていただけるように手続き中です。
――専修大学図書館生田本館(9号館3階)
専修大学は1880年に開校され、図書館は1912年に開設されました。その後、大幅に拡充されて今日にいたっております。全体としては約150万冊の蔵書、雑誌19,000誌が所蔵されています。なかでも専修大学図書館本館は、当研修プログラムの開催される9号館にあり、人文・社会科学などの分野の蔵書(図書資料約100万冊、雑誌は約14,500誌)がほとんど開架式で利用できます。3階の図書館入り口横のブラウジング・プラザでは、国内外の新聞やタウン誌、一般誌が気軽に利用できますし、AVプラザでは、マイクロ資料、DVD等の視聴覚資料、オンラインとCD-ROMによる情報検索サービスが利用できますので、この機会にご見学ください。
◆7月29日・30日の両日 教員との懇談会と展示
歴史学専攻専任教員12名は、各自様々な時代・地域の歴史研究に取り組んでおります。教員の著作や教員の関わる各種プロジェクトの展示を予定していますので、こちらもご覧いただき、教員との懇談の輪を広げていただければ幸いです。
7月29日(木)
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10:00〜10:10 |
開講式 |
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10:10〜10:35 |
挨拶 趣旨説明 |
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10:40〜12:30
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講師:日暮 美奈子 (文学部准教授) |
「第二帝政期ドイツにおける皇后の役割」(講義A)
近年の女性史・ジェンダー史研究の成果をふまえつつ、最後の皇后アウグステ・ヴィクトリアを中心に、19/20世紀転換期ドイツの社会について考えます。 |
12:30〜14:00 |
昼休み(歴史学専攻教員との懇談会あるいは図書館見学) |
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14:00〜15:50 |
講師:内藤 雅雄 (文学部教授) |
「ガンディーはファシズムにいかに対抗したか」(講義B)
ガンディーたちインドのナショナリストが、非暴力的抵抗によってイギ
リス帝国主義、そして1930年代以降は日本やドイツのファシズムに如何に対抗しようとしたのかを考えてみましょう。
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15:50〜16:50
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歴史学専攻教員との意見交換・質問の時間/図書館見学 |
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7月30日(金)
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10:00〜10:10 |
開講式 |
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10:10〜10:35 |
挨拶 趣旨説明 |
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10:40〜12:30
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講師:荒木 敏夫 (文学部教授) |
「光明皇后論―その実像と虚像―」 (講義C)
「皇后」論は、ジェンダー論から注目されており、王権論からも重要な論点として議論されています。今回は、最初の「皇后」、光明皇后の検討を通して、日本の王権の中に占める皇后の役割を探ってみます。この試みは、日本近代が創造し、今日も流布している「皇后」観を相対化することにもつながるはずです。 |
12:30〜14:00 |
昼休み(歴史学専攻教員との懇談会あるいは図書館見学) |
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14:00〜15:50 |
講師:大谷 正 (文学部教授) |
「『敵』の死者と日本人」(講義D)
近代国家と戦死者の記憶は深い関係を持つ。この問題を日露戦争を例にして、「敵」の死者に日本人がどう向き合ったのかという視角から考える。
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15:50〜16:50
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歴史学専攻教員との意見交換・質問の時間/図書館見学 |
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