Center for
Social Well-being Studies
Senshu University

第8回シンポジウム「アジアの途上社会におけるソーシャル・ウェルビーイングとレジリエンス」

日時:  2024年2月8日(木)13:00~16:50
場所:  ハイブリッド形式(対面&オンライン)
     対面:専修大学生田キャンパス 2号館1階 211教室
     オンライン:参加申込をいただいた方に Zoom リンクをお送りいたします
参加費: 無料
使用言語:英語
プログラム
  第1部:基調講演(13:00 ~ 14:35)
  第2部:周縁化された人びとにおけるプロアクティブ・レジリエンス――モンゴル・タイ・ベトナムでのフォトボイス調査(14:50 ~ 16:50)

参加申込

共催:
 専修大学 社会知性開発研究センター ソーシャル・ウェルビーイング研究センター
 情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 社会データ構造化センター

第7回シンポジウム「アジアにおけるレジリエンスとウェルビーイング」

日時:  2023年2月5日(日)11:00~13:00,14:30~16:30
場所:  ハイブリッド形式(専修大学生田キャンパス&オンライン)
参加費: 無料
使用言語:英語
プログラム
  第1部:危機におけるレジリエンス(11:00 ~ 13:00)
  第2部:アジアにおけるウェルビーイングと家族(14:30 ~ 16:30)

参加申込み(2月3日締切)

共催:
 専修大学 社会知性開発研究センター ソーシャル・ウェルビーイング研究センター
 情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 社会データ構造化センター

SoWSA(Social Well-being Survey Asia)調査データの公開

SoWSA (Social Well-being Survey Asia)のデータ(v2.0)がKOSSDA (Korea Social Science Data Archive)にて公開されました。詳細はこちらを参照ください

成果報告書

こちらを参照ください

リーフレット 2017: アジアにおけるソーシャル・ウェルビーイング研究コンソーシアムの構築

PDFダウンロードはこちらから

研究目的

この研究プロジェクトは、(1)東アジアおよび東南アジアに おけるソーシャル・ウェルビーイングの現状と規定要因を、調査票(アンケー卜)による国際比較調査を行うととによって明らかにするとともに、(2)この地域の大学や研究機聞からなる国際的な研究コンソーシアムを構築し、ソーシャル・ウェルビーイングや関連するテーマを将来にわたって協働的に研究していくための基礎を築くことを目的としています。

ウェルビーイング(幸福)あるいは生活の質は、アリストテレス以来の社会科学における中心的なテーマのひとつです。 ウェルビーイングは、単に所得や就労状態や学歴といった 個々人の社会経済的地位にのみ関係するものではなく、家族や近所づきあいのような社会関係や、政治体制や宗教といった社会制度によっても影響されます。よってこの研究プロジェクトでは、単なる個人的なウェルビーイングではなく、社会的なウェルビーイング、すなわちソーシャル・ウエルビーイングという概念に立脚し、経済学や社会学や政治学を中心とする社会科学における学際的アプローチを用いて、理論と実証の両面からその姿を明らかにしていきます。

東アジアおよび東南アジアは、このテーマを研究する際に学術的に重要な地域です。なぜなら、第一にこの地域は経済水準、政治体制、民族、文化、宗教等においてきわめて多様です。第二に、にもかかわらずこの地域は、近代化への過程を歩み出す時期が遅かったためにその速度が急速であるという歴史的経緯を共有しており、それゆえにグローバル市場経済の進展の中で持続可能な経済発展をいかに実現していくか、急激な少子高齢化の中で社会保障制度をいかに持続可能にしていくか、といった21世紀における多くの課題を共有しています。 したがってこの研究プロジェクトは、これまでともすれば欧米中心的な視点から研究されてきたソーシャル・ウェルビーイングに対する理解をアジア地域の視点から拡張し深めることを通じて、国際的な社会科学の世界に対して新たな学術的貢献をすることができるでしょう。

専修大学社会知性開発研究センターとは

専修大学は、21世紀のさまざまな社会課題の解決に貢献し、あわせて自己実現を図っていく人に求められるもの、それは「社会知性(Socio-Intelligence)であると考え、21世紀のビジョンとしての「社会知性の開発」を掲げています。このビジョンの実現のために「大学院社会知性開発研究センター」を平成15年2月に設置しました。その後、平成18年4月には活動の拠点を大学院に限定することなく、大学全体で動かしていく必要があるとの認識から全学的組織に改め、「社会知性開発研究センター」と改変し、国際社会に対応し得る学術・文化の幅広い分野における専門的、学際的な総合研究・教育活動を推進しております。