学長・育友会役員ご挨拶

石巻専修大学学長 尾池 守

学長挨拶

「地域とともに学生と地域社会の未来をつくり、
社会から真に必要とされる大学を目指します」



 育友会の皆様には日頃より石巻専修大学に対してご支援・ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

 1989年4月1日に石巻地域唯一の高等教育機関として創立した本学は、お陰様でこの4月に創立35周年を迎えました。この間に13,300名以上の学部卒業生を世に輩出することができたのは、関連する皆様方のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

 昨年5月に新型コロナの位置付けが「5類」に緩和されて以来、対面授業を中心にした円滑な授業運営だけではなく、サークル活動等の課外活動や様々な地域連携活動の活性化を促進し、まさに“ISHINOMAKI IS CAMPUS”を大学組織レベルで体現するべく努めております。

 さて、育友会は学生各位のご家族の皆様と大学とが緊密な連携を確保するための組織です。育友会の活発な活動と、本学に対するご提言は大学にとりまして極めて大切なことと受け止めております。ご提言に基づいて学業や進路だけでなく、健康や住居等さまざまな面から学生各位を支援する具体的な改善を進めています。また育友会におかれましては、学生の一大イベントでございます「石鳳祭」で「もちつき体験&餅の振る舞い」の実施、この4月からは学生食堂で「100円カレー」を食数の制限なく18日間販売いただける等、多大なるご支援を賜り心より感謝申し上げます。

 育友会活動の中でも最重要イベントでもあります「支部懇談会」は、5月26日(日)から7月14日(日)にかけて、東北6県(宮城県は石巻と仙台)と東京都(専修大学)、そして熊本県(専修大学熊本玉名高等学校)の9会場で開催いたします。各会場では、昼食を共にしながら、本学の現状について教職員から説明させていただく他、個別相談を実施し、関係教職員が学業成績および履修状況、学生生活全般、就職・進路等について、育友の皆様からの相談にお答えいたします。一人でも多くの方々にご参加いただき、本学に対するご意見やご要望をお寄せくださいますようお願い申し上げます。

 本学は創立30周年を機に第1次中長期ビジョンを設定しました。「社会の諸課題解決に活用できる知識・技能を修得した人材の育成」を目指し、計画達成に向け、教職員一人ひとりが力を合わせて活動を展開しています。

第1次中長期ビジョン(2020~2024年度)
1 社会の諸課題解決に活用できる知識・技能を修得した人材を育成する
2 教育研究活動を充実させる
3 学習の質を向上させる環境を整備する
 今年度は第1次中長期ビジョンの最終年度に当たりますが、行動目標の達成度を評価し、現状の問題と新たな課題を抽出することで、このビジョンを発展的に継承する第2次中長期ビジョン(2025~2029年度)の策定を進めています。

 しかしながら、今後の社会変化を見据えると、地方を中心とした18歳人口のさらなる減少や、今後の高等教育全体の適正な規模を視野に入れた高等教育政策の展開など、本学が非常に厳しい環境下での大学間競争を強いられるのは論をまちません。

 第2次中長期ビジョンの策定に当たっては、このような社会変化を念頭に置きつつ、今後の本学のあるべき姿について描き直すとともに、石巻圏域を支える唯一の高等教育機関としての永続性を担保していく所存でございます。

 第1次中長期ビジョンに基づいた学科改組やカリキュラム編成においては、各学科における人材育成目的や教育目標を上位に設定し、専門教育の学びの特色をコース制度や履修モデルに反映させました。その結果、3学部は10コース・5モデルで構成されており、学生一人ひとりの夢の実現に向けた実践的な少人数教育を提供しております。

 石巻専修大学は、理工、経営、人間の3学部を基盤とした総合大学であり、多様な学問領域を有しています。文理横断型の教育研究活動や社会知性を活かし、「地域に根ざして世界に尖がった大学」をブランドスローガンとして掲げ、地域とともに学生と地域社会の未来をつくり、社会から真に必要とされる大学を目指します。そのためには、教員が研究活動に基づいた実践的な授業を提供し、“ISHINOMAKI IS CAMPUS”に基づいて学生の皆さんが地域社会の諸課題に取り組み、その成果を世界に向けて発信できるよう支援していきます。

 今後とも、育友会の皆様方からご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年5月1日
石巻専修大学 学長 尾池 守 

育友会長挨拶

 会員の皆さまには、育友会に対して日頃よりご支援ご協力を賜り、心から御礼申し上げます。
 
 育友会は「大学と学生の家庭との連絡を密にし、大学の発展・向上に寄与し、会員相互の親睦を図る」という役割を担うため、保護者の皆さまの要請を受けて平成3年(1991年)に発足いたしました。そして30数年余り、学生の成長を見守りながら様々な活動を事業計画に基づき実施して参りました。

 新入生そして保護者の皆さまは大学生活という新しい生活環境に慣れながらも、戸惑いや不安を感じることもあると思います。上級生及び保護者の皆さまには、厳しい就職活動の中におられ、親としてどのように立ち居振る舞えばよいか悩むこともあると思います。まさかの事態が続く今だからこそ、育友会の会員の方々がこれまで以上に連携・協力することが大切だと考えております。

 育友会といたしましては、学生の安全・安心を守る取り組みとして、防災用備蓄品の購入、学生への助成として就職活動用具の提供、サークル活動への支援、学生食堂での100円カレーの提供を行っております。この他、学生に有益な空間作りのための支援も行っております。

 今年度も、今だからこそできることもあると考え、学生の笑顔のために会員の方々と力を合わせ、できる限りの支援をしていきたいと思っております。また、支部懇談会につきましても、5月26日(日)から7月14日(日)にかけて、東北6県(宮城県は石巻と仙台)と東京都(専修大学)及び熊本県(専修大学熊本玉名高等学校)の9会場で開催することをお知らせいたします。

 育友会では、支部懇談会の運営をサポートいただける方を募集しています。同じ地域から大学に通学する親同士の交流も深まりますので、ぜひご参加頂きたくお願いいたします。この件についてご興味のある方は、育友会事務局(電話0225-22-7743)までご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 皆さまのご理解、励ましの中で学生が大きく健全に石巻専修大学を巣立っていくために、育友会が多くの実績を積み重ね、役割を果たして参りたいと考えておりますので、会員の皆さまのご支援ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
           
令和6年5月1日
石巻専修大学育友会 会長 杉沢 福巳

育友会主任挨拶

 会員の皆様には、日頃より育友会の活動に対しましてご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 
 育友会は、ご子息・ご息女のご家族の皆様と大学との間で、よりよい連携を図り、更にご家族同士の交流を深めて、「学生生活」と「社会への旅立ち」を支援するための組織です。昨年度は、企画事業の運営や予算の執行などを大過なく実施することができました。これも、ひとえに会員の皆様のご協力やご賛同の賜物であり、育友会の役員並びに関係者一同衷心より感謝を申し上げる次第です。
 
 また、育友会では毎年「支部懇談会」を開催し、昨年度は東北6県と東京で開催することができました。この支部懇談会は、ご子息・ご息女の大学での諸状況及び大学の近況をご家族に直接お伝えしますとともに、ご家族の皆様からのご質問にお答えしたり、ご提言などをお伺いする絶好の機会です。支部懇談会に参加されたご家族の皆様には、「石巻専修大学の学生の家族」という共通点があります。参加された皆様と親しく交流を図っていただければ、思いもかけず貴重な情報が得られることもあると思います。ぜひ、ご参加くださいますようお願いします。

 一方、支部懇談会に諸般の事情で参加できなかったご家族の皆様方もいらっしゃいました。そうした方々や参加された皆様方も、ご子息・ご息女の履修状況や将来の進路などについて、ふと不安や疑問を感じられることがあるかもしれません。そのような折には、いつでもどうぞご気軽にスマホやパソコンでご連絡ください(ikuyu((a))isenshu-u.ac.jp)。そうした不安或いは疑問には育友会の役員の方々や教職員が協力してご返事をさせていただきます。そして、本学に対する忌憚のないご提言やご意見、ご要望もお聞かせいただければ幸甚です。

 本年度のスタートにあたり、簡単ではございますが育友会の紹介、そしてご挨拶とさせていただきます。
                         
育友会に関するお問い合わせ
E-mail:ikuyu((a))isenshu-u.ac.jp
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令和6年5月1日
石巻専修大学 育友会主任