英語英米文学専攻

専攻の概要と目的

概要

 英語英米文学専攻で開講される科目群は、英文学、米文学、英米研究、英語学、応用言語学の5つの分野に分かれています。
 英文学では詩、戯曲、小説文学理論のジャンルごとに科目が置かれ、米文学は19世紀から21世紀までの近現代文学を扱っています。英米研究には、アメリカ文化とイギリス文化を研究するための科目が展開されています。英語学には、古期・中期英語、言語理論及び音声学と多岐にわたる科目が用意されています。また、応用言語学では、日英コミュニケーション論や英語教育学に関する科目を開講しています。
 大学院生は入学時に指導教授を決め、各自の研究テーマについて研鑽を積み、その成果を日本語もしくは英語で修士論文としてまとめます。修士課程後は、教職に進む、企業で活躍する、さらに高度の学問研究を目指して博士課程に進むなどさまざまな道に進んでいます。

目的

 英語英米文学専攻で開講される科目群は、「英文学」、「米文学」、「英米研究」、「英語学」、「応用言語学」の5つの分野にわたり、さまざまな学問的関心に応じられる幅広い科目を提供しています。また、提携を結んでいる海外の大学院への留学制度もあり、専門分野の研究を深めると共に、英語運用能力を向上させることも可能です。そのため、研究者や教員を志望する人のみならず、現職教員や英語力の更なる向上を目指す学生の要望に応えることができます。

教員一覧(英語英米文学専攻担当者)

専修大学に所属する専任教員については、専修大学研究者情報データベースにて、研究者情報や研究業績情報などを閲覧できます。
教員氏名所属職名担当課程担当(研究) 分野
石塚 久郎文学部教授修士/博士後期英米研究(イギリス研究)
大久保 譲文学部教授修士/博士後期イギリス文学(小説・翻訳論)
岡部 玲子文学部教授修士英語学(心理言語学)
片桐 一彦文学部教授修士/博士後期応用言語学(英語教育学・言語テスト理論)
上村 妙子文学部教授修士/博士後期応用言語学(英語教育学・英語表現論)
黒沢 眞里子文学部教授修士/博士後期英米研究(アメリカ研究)
末廣 幹文学部教授修士/博士後期イギリス文学(演劇)
田邉 祐司文学部教授修士/博士後期応用言語学(英語教育学・通訳論)
道家 英穂文学部教授修士/博士後期イギリス文学(詩)
中垣 恒太郎文学部教授修士/博士後期アメリカ文学(近現代文学)
濱松 純司文学部教授修士/博士後期
英語学(統語論・形態論)
三浦 弘文学部教授修士/博士後期英語学(音声学)
ロンコープ, ピーター D.文学部教授修士応用言語学(英語教育学・第二言語習得論)
 唐澤 一友文学部兼任講師修士英語学特殊問題研究 (英語文献学)

修士課程

履修モデル

 以下に示す履修モデルは、あくまで一つのモデルであり、このように履修しなければならないということではありません。履修に際しては指導教授とよく相談してください。
現代アメリカ文学音声学
米文学特講 II(現代アメリカ文学)
米文学特講 I(19 世紀アメリカ文学)
英文学特講 I(詩・戯曲)
英米研究特講(アメリカ研究)
英米研究特講(イギリス研究)
英語学特講 III(音声学)
英語学特講 III(言語理論)
英語学特殊問題研究(英語文献学)
応用言語学特講(英語教育学・言語テスト理論)
応用言語学特講(英語教育学・第二言語習得論)

講義要項(シラバス)、科目一覧

・開講科目の一覧はコチラから大学院要項をご確認ください

履修方法について(令和5年度以降入学者用)
※令和4年度以前に入学された在学生の方は、配付している大学院要項を確認していただくか、コチラから確認してください。

1.修士課程の標準修業年限は2年である。修得すべき単位は30単位で、かつ、指導教員による研究指導を必ず受けること。

必修科目(12単位)選択科目合計
1年指導教員の「講義」4単位「演習」(又は「論文指導」)4単位18単位以上30単位以上
2年指導教員の「演習」(又は「論文指導」)4単位
(1)1年次及び2年次において、必修科目として指導教員の講義4単位・演習(又は「論文指導」)8単位、計12単位を履修すること。また、1年次から2年次の間において、選択科目として18単位以上を履修すること。

2.
(1)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本大学院の他の研究科及び他の専攻で開講されている授業科目を履修することができる。この場合の単位は、合計10単位以内で単位認定することができる。
(2)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本大学院と協定を締結した他の大学院(単位互換協定校)で開講する授業科目等(特別の課程「履修証明プログラム」を含む)を、15単位を超えない範囲で本研究科において修得したものとみなすことができます。
(3)本研究科が定める学位授与の方針及び教育課程編成・実施の方針に照らし、教育上有益であり、本研究科の教育課程に即したものであると認められ、指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本研究科に入学する前に本大学院又は他の大学院において修得した単位(特別の課程「履修証明プログラム」を含む)を、15 単位を超えない範囲で、本研究科において修得したものとみなすことができます。
(4) 上記(2)および(3)項の規定により、本研究科において修得したものとみなすことができる単位数は、合わせて20 単位を超えないものとする。
(5)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、大学院文学研究科担当教員が担当する本学学部の授業科目(原則として専門科目に限る)を10単位以内で履修することができる。この場合の単位は修了要件単位には含まれない。

3.修士論文の作成にあたっては、指導教員の研究指導が必要である。従って、所定の単位を修得して修士論文作成のために在学する者は、必ず指導教員の演習(又は「論文指導」)を履修すること。

博士後期課程

講義要項(シラバス)、科目一覧

・開講科目の一覧はコチラから大学院要項をご確認ください

履修方法について(令和5年度以降入学者用)
※令和4年度以前に入学された在学生の方は、配付している大学院要項を確認していただくか、コチラから確認してください。

1.博士後期課程の標準修業年限は3年である。修得すべき単位は16単位で、かつ、指導教員による研究指導を必ず受けること。

必修科目(12単位)選択科目合計
1年指導教員の「演習」(または「研究論文指導」)4単位4単位以上16単位以上
2年指導教員の「演習」(または「研究論文指導」)4単位
3年指導教員の「演習」(または「研究論文指導」)4単位
(1)1年次、2年次及び3年次において、必修科目として指導教員の演習(又は「研究論文指導」)3科目計12単位を履修すること。また、1年次~3年次の間において、選択科目として4単位以上を履修すること。
(2)選択科目は、指導教員の講義及び当該年度に開講されている講義及び演習(又は「研究論文指導」)とする。

2.
(1)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本大学院の他の研究科及び他の専攻で開講されている授業科目を履修することができる。この場合の単位は、合計10単位以内で単位認定することができる。
(2)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本大学院と協定を締結した他の大学院(単位互換協定校)で開講する授業科目等(特別の課程「履修証明プログラム」を含む)を、15単位を超えない範囲で本研究科において修得したものとみなすことができます。
(3)本研究科が定める学位授与の方針及び教育課程編成・実施の方針に照らし、教育上有益であり、本研究科の教育課程に即したものであると認められ、指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本研究科に入学する前に本大学院又は他の大学院において修得した単位(特別の課程「履修証明プログラム」を含む)を、15 単位を超えない範囲で、本研究科において修得したものとみなすことができます。
(4)上記(2)および(3)項の規定により本研究科において修得したものとみなすことができる単位数は、合わせて20 単位を超えないものとする。

3.博士後期課程に在学する者は、当該年度の研究状況について所定用紙により「研究報告書」を作成し、1月末日までに指導教員を経由して大学院事務課に提出すること。

4.博士論文の作成にあたっては、指導教員の研究指導が必要である。従って、所定の単位を修得し博士論文作成のために在学する者は、必ず指導教員の演習(又は「研究論文指導」)を履修すること。英語学(心理言語学)