ネットワーク情報学部

情報学の理論とスキルをベースに、世の中に価値を発信できる力を身につける
情報学、情報技術の進歩は速く、2001年にネットワーク情報学部が誕生したころには存在しなかった技術、アイデアがスマート端末などに利用され、普及しています。本学部での学びも学生や世の中のニーズにあわせて進化していかなければなりません。しかし、最新の知識を縦横に使いこなすためには、確かな基礎と広い視野、そして、自ら課題を発見する積極性が必要です。
そこで、ネットワーク情報学部では、コンピュータの基礎的な理論を徹底的に学ぶとともに、豊富な演習科目やプロジェクトを通した実践のなかで、情報の表現力、コミュニケーション能力などのスキルを磨くカリキュラムを用意しています。その学びを通して、情報技術を活用した新しい価値を世の中に提案できる力が身につきます。その能力を駆使して、現実社会の課題をどのように解決していくか、ネットワーク情報学部で磨いた実力を試す場所は、社会のいたるところにあります。

学科

ネットワーク情報学科
将来にあわせた高度な情報学を身につけ、
社会に貢献できるプロフェッショナルへ。
 
ネットワーク情報学部の卒業生は、国家公務員や地方公務員など公共分野や民間企業で数多く活躍しています。
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プロジェクト
ネットワーク情報学部の3年次では、ゼミナールに代わる必修演習科目「プロジェクト」を履修します。
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卒業後の進路・就職支援
システムエンジニアやITコンサルティング、コンテンツ・ビジネス企画など様々な業種の情報システム関連会社で活躍しています。

21世紀社会を切り拓く人材を育てたい。

21世紀社会を切り拓く人材を育てたい。
21世紀型の情報学部構想でスタートを切ったネットワーク情報学部、文理を融合した8つの領域での教育プログラム、社会の問題をチームで取り組むプロジェクト型教育などを通して、世の中にまだないものをつくれる人材、世の中へ情報発信をしたり、仕組みを構想・提案する人材をつくりあげてきました。2019年入学生から、カリキュラムを大幅にアップデートし、「人間社会を豊かにするという視点で、情報技術を活用できるようにする」というネットワーク情報学部の強みをさらに発展させていきますので、期待ください。
ネットワーク情報学部長 松永 賢次

ネットワーク情報学部 DATA

取得できる学位

学士(情報学)

人数

教員数(専任者)
入学定員数
学生数
27名
235名
982名

学生男女比

ネットワーク情報学科
男:75% 女:25%

取得可能な資格

ネットワーク情報学科
・中学校教員免許(数学)・高校教員免許(数学、情報)
・司書・司書教諭・学校司書・学芸員

教育研究上の目的と3つのポリシー


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教育研究上の目的

ネットワーク情報学部の目的

ネットワーク情報学部は、情報学およびそれに関わる社会・人間・環境・技術・数理の包括的な教育研究を通じて、地球的視野に基づき他者と協働し、科学的かつ創造的に問題解決できる能力を有する人材を養成することを目的とします。次に掲げる目標を達成した学生に学士(情報学)の学位を授与します。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

ネットワーク情報学科

ネットワーク情報学部は、情報学およびそれに関わる社会・人間・環境・技術・数理の包括的な教育研究を通じて、地球的視野に基づき他者と協働し、科学的かつ創造的に問題解決できる能力を有する人材を養成することを目的とします。次に掲げる目標を達成した学生に学士(情報学)の学位を授与します。 
 
(1)情報学に関する知識及びそれを扱う原理・機構・人間、社会への応用について体系的に理解し、多様で幅広い一般的知識を援用しながら、それらについて説明することができる。(知識・理解)
(2)人工言語(プログラミング・数学など)、自然言語(日本語・外国語)を用いてコミュニケーションを行うスキル、データを扱うスキル、情報ツールを利用するスキル、デザイン創造活動を遂行するスキルを身に付け、活用することができる。(汎用的技能)
(3)社会における様々な問題に対して、情報学の観点から自分の持つ知識や技能を統合し、論理的思考プロセスと創造的思考プロセス〈調査・分析・仮説生成・創造・表現・説明・評価・改善〉を実行し問題解決することができる。(知識体系に基づく思考と知の創出)
(4)社会における多様な価値観、人間と地球環境の関係性などによる問題の多面性を考慮した上で、社会的責任と倫理感を持ちつつ他者と協働し、よりよく生きるためのデザインとして取り組むことができる。また、それらに関する知識・技能を自ら学習することができる。(態度・志向性)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
ネットワーク情報学部では、卒業認定・学位授与の方針に掲げる資質や能力を身につけるための教育課程として、転換・導入科目、教養科目、外国語科目、専門科目を体系的に編成し、講義、演習を適切に組み合わせた授業を行います。教育課程、教育内容・方法、学修成果の評価方法については、以下のように方針を定めます。

ネットワーク情報学科

(1)学位授与の方針を踏まえた教育課程編成の方針
・情報学に関する知識と、それを扱う原理・機構・人間、社会への応用について広範に学修できるようにするため、様々な専門科目を用意します。
・学位授与の方針(DP)に示した能力の最も基礎的なレベルを確実に修得できるよう、転換・導入科目、教養科目、専門科目の科目コード水準1の科目の中から、必修科目又は選択必修科目群として指定し、主として1年次に配置します。
・2年次以降では、DPに示した能力の達成水準に応じて2つのコース(Sコース、Dコース)を用意し、コースに応じて専門科目の必修科目及び選択必修科目群を配置します。その能力をさらに発展できるよう、教養科目、外国語科目、専門科目において様々な選択科目を用意します。
(2)学位授与の方針を踏まえた教育課程実施の方針
・学位授与の方針(DP)に示した能力を段階的に修得できるようにするため、2年次への進級要件を設けるとともに、上位水準の科目の履修する際の前提科目を必要に応じて指定します。
・将来の目標と対応付けした「プログラム」と「副プログラム」を用意し、学修のガイドラインとします。各「プログラム」で指定した必修科目・選択必修科目から所定要件を修得した学生には、卒業時に各プログラムの修了を認定します。
・カリキュラム体系を考慮しながら学生が履修できるよう、学修ガイドブックにカリキュラムチャートを示し、それを利用して履修指導を行います。
・授業時間外に十分学習できるように、学年毎に適切に履修上限単位を設定します。
(3)教育内容・方法
・必修科目「専修大学入門ゼミナール」では、社会知性の開発を目指す専修大学の学生としての自覚と心構えを持ち、大学での学修に求められる技能や能力(読解力・思考力・プレゼンテーション力・文章力)を身につけます。必修科目「あなたと自然科学」では、身近な自然現象や最先端の科学に対して関心を持ち、諸問題について自ら考える力を身につけます。必修科目「スポーツリテラシー」「スポーツウェルネス」では、スポーツを通じてコミュニケーション・スキルを育みながら、実践的な身体活動やスポーツが有する価値の学修を通して、社会生活上の諸問題を解決できる力を身につけます。
・人文科学基礎科目、社会科学基礎科目、自然科学系科目では、それぞれの分野が対象とする問題や知見、用語を知り、社会の諸問題について、 自ら考え、解決に取り組む力を身につけます。融合領域科目では、同じテーマであっても複数の領域からのアプローチが存在することを理解し、多面的な思考能力や幅広い視野から社会の諸問題の解決に取り組む力を身につけます。保健体育科目では、転換・導入科目の保健体育基礎科目の修得を踏まえ、スポーツを通じてコミュニケーション・スキルを育みながら、実践的な身体活動やスポーツが有する価値の学修を通して、社会生活上の諸問題を解決できる力を身につけます。文理を幅広く学修するよう、人文科学基礎科目から4単位、社会科学基礎科目から2単位、自然科学系科目から2単位を選択必修とします。
・外国語科目では、語彙・文法などについて基礎的かつ体系的に理解し、世界の文化や社会について理解を深め、幅広い視野から様々な問題に取り組む力を身につけます。基礎科目の修得後は、より高度なレベルの 運用能力を獲得し、適切なコミュニケーションを行うことで、世界の文化や社会について理解を深め、幅広い視野から様々な問題に取り組む力を身につけます。
・専門科目では、情報学に関する知識と、それを扱う原理・機構・人間、社会への応用について広範に学修した上で、アクティブラーニングを通して、汎用的能力、知識体系に基づく思考と知の創出、態度・志向性に関するDPに示す能力を修得できるようにします。
・「汎用的能力に関するDP」に示す能力を全員が修得できるよう、1年次に少人数クラス編成の必修演習科目(「専修大学入門ゼミナール」、「リテラシー演習」、「情報表現演習」、「入門プログラミング」、「情報分析演習」)を用意し、共通教材によるチームティーチングを行います。英語による言語運用能力の到達状況を確認するツールとして、英語外部試験を活用します。
・「知識体系に基づく思考と知の創出に関するDP」に示す能力を全員が段階的に修得できるようにするため、2年次と3年次に問題解決型の演習科目(コース毎の基礎演習、プログラム毎の応用演習、コース毎の3年次演習、プロジェクト)を必修または選択必修として用意します。その中で、他者の問題を、チームで協働して解決するプロセス進めていく機会を積極的に用意します。
・「態度・志向性に関するDP」に関する教育方法として、チームで協働して学習する機会、社会人・卒業生・上級生などの講演や対話の機会を用意します。
・DPに示した能力に応じて自らの学修状況を振り返り説明できるよう、学生たちに学修ポートフォリオを作成させます。達成状況を評価し、主体的に学修計画を立てられるよう、ルーブリックを用意します。
・学部専用のコンピュータルーム及びグループ学習・作業用スペース、オンラインでの学習支援環境の整備、自習用ノートパソコンの配布など、時間外学習のための環境を用意します。
・高校までの学習状況に応じて、入学前及び入学後に学習指導を行います。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

ネットワーク情報学科

​ネットワーク情報学部は、卒業認定・学位授与の方針および教育課程編成・実施の方針に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能、能力、態度を備えた人を求めます。
 
(1)大学入学前の様々な教育課程での学修内容を幅広く修得している人。
(2)高等学校の教科情報等、大学入学前の学習を通じて、情報学に関心を持ち、情報学を活用して社会の問題に取り組む意欲がある人。
(3)情報・データリテラシー及び論理的思考の基礎となる、算数・数学の基本的な知識・技能を身に付けている人。
(4)自己や他者の思考・判断を理解し、表現することができる、日本語によるコミュニケーション能力を身に付けている人。
(5)自己とは異なる思考・価値観を有する他者を含むグループでの学習活動に、主体的に参画する態度を有している人。
(6)様々な活動を通じて得た経験や能力を活かし、自らを主体的に成長させる意志を有している人。
(7)大学入学後に必要となる基本的な知識・技能が若干不足している場合でも,入学までの準備期間を活用し自らの不足を補うことができる人。
また、そのために、入学者選抜においては、以下のような評価方法を用います。
 
各種一般選抜においては、筆記試験により1、3、4を評価します。
各種学校推薦型選抜においては、調査書、志望理由書、記述式総合問題、面接により1~7を総合的に評価します。
総合型選抜においては、調査書、志望理由書、自己推薦書、記述式総合問題、面接により1~7、特に2、3、4、6、7を重視して評価します。