『万葉集』15　3578～3722

　遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌。

　（中略３５７８－３６１０）

　　七夕歌一首

　（中略３６１１）

　備後国水調郡長井浦舶泊之夜作歌三首

　（中略３６１２－３６１４）

　風速浦舶泊之夜作歌二首

　（中略３６１５－３６１６）

　安芸国長門島舶泊礒辺作歌五首

　（中略３６１７－３６２１）

　従長門浦舶出之夜、仰観月光作歌三首

　（中略３６２２－３６２４）

　古挽歌一首＜幷短歌＞

　（中略３６２５）

　反歌一首

　（中略３６２６）

　属物発思歌一首＜幷短歌＞

　（中略３６２７）

　反歌二首

　（中略３６２８－３６２９）

　周防国玖河郡麻里布浦行之時作歌八首

　（中略３６３０－３６３７）

　過大嶋鳴門而経再宿之後、追作歌二首

　（中略３６３８－３６３９）

　熊毛浦舶泊之夜作歌四首

　（中略３６４０－３６４３）

　佐婆海中忽遭逆風、漲浪漂流。経宿而後、幸得順風、到著豊前国下毛郡分間浦。於是追怛艱難、悽惆作歌八首

　（中略３６４４－３６５１）

　至筑紫館、遥望本郷悽愴作歌四首

　（中略３６５２－３６５５）

　七夕仰観天漢、各陳所思作歌三首

　（中略３６５６－３６５８）

　海辺望月作歌九首

　（中略３６５９－３６６７）

　到筑前国志麻郡之韓亭、舶泊経三日。於時夜月之光、皎々流照。奄対此華、旅情悽噎。各陳心緒、聊以裁歌六首

　（中略３６６８－３６７３）

　引津亭舶泊之作歌七首

　（中略３６７４－３６８０）

　肥前国松浦郡狛嶋亭舶泊之夜、遥望海浪、各慟旅心作歌七首

　（中略３６８１－３６８７）

　到壱岐嶋、雪連宅満忽遇鬼病死去之時作歌一首＜幷短歌＞

　（中略３６８８）

　反歌二首

　（中略３６８９－３６９０）

　右三首、挽歌

　（中略３６９１）

　反歌二首

　（中略３６９２－３６９３）

　右三首、葛井連子老作挽歌

　（中略３６９４）

　反歌二首

　（中略３６９５－３６９６）

　右三首、六鯖作挽歌

　到対馬嶋浅芽浦舶泊之時、不得順風、経停五箇日。於是瞻望物華、各陳慟心作歌三首

　（中略３６９７－３６９９）

　竹敷浦舶泊之時、各陳心緒作歌十八首

　（中略３７００－３７１７）

　廻来筑紫、海路入京、到播磨国家嶋之時作歌五首

　（中略３７１８－３７２２）

＊量が膨大なため、歌注と一部の左注のみを抄出し、歌は省略した。