専修大学出版企画委員会

学生による出版企画・執筆を募集

専修大学出版企画委員会

専修大学出版企画委員会は、専修大学の教職員で構成された組織で、専修大学の研究教育活動を出版の側面から振興し、そして専修大学の出版事業の発展に資することを目的として活動を行っております。   

当委員会では、学生のみなさんが、ゼミナールやサークルなどを母体として、自発的に取り組んだ創造的な活動で、かつ、他の学生、一般の方々、高校生等の参考になるような活動について、学生のみなさん自身が企画・執筆する本の刊行を推進しています。

学生のみなさん自身による出版企画・執筆に興味のある方は、募集時にin Campusでお知らせする応募要項をご確認のうえ、出版企画委員会事務局(生田キャンパス9号館6階 学長室企画課)までお問合わせください。



お問合わせ先

専修大学 出版企画委員会事務局
〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1 生田キャンパス9号館6階 学長室企画課
TEL:044-911-1252

参考

本企画を通して、経営学部の学生9名による書籍『大学生、限界集落へ行く』が、2016年7月に出版されました。この本は、経営学部のゼミナールの活動の一環として新潟県南魚沼市辻又地区の限界集落の活性化に挑んだ記録で、本の企画及び執筆を学生自身が担当しました。ゼミ生らは、2014年8月に現地に滞在し、住民にインタビューを開始しました。住民との話し合いを重ねるなど「限界集落」での体験を経て、限界集落の活性化を考察した結果、特産米のコシヒカリを「辻又ブランド」として売り込む戦略を打ち出し、実際に、辻又産コシヒカリで作った「おにぎり」を都内や横浜で販売しました。このほか、さまざまな活性化策を実行してきましたが、本書には、これらの2年間の活動記録(現地での写真を含む)とともに、「情報システムの視点」から見た集落活性化についても論じています。本書が出版された後、本書を通じて学生の活動が話題となり、新聞各紙で取り上げられました。また、「学生たちの取り組みを書籍として出版し、学生の知見や経験が地域の活性化事業に貢献できるという事実を広く知らしめたこと、また、若い学生たちの情熱、エネルギーが限界集落に住む人たちに希望を与えた点も高く評価され」(受賞理由より抜粋)、本書を執筆した経営学部ゼミナール学生及びその指導教員が、2017年3月に、「食生活ジャーナリストの会」の第1回「食生活ジャーナリスト大賞(「食文化」部門)」を受賞しました。
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