教育活動

1 研究所としての教育活動

会計学研究所としては、教育活動を直接的に実施していない。しかし後に述べるように、本学の他の研究所および商学部との共催による講演会の実施を適時行っている。この講演会は、学生たちが会計を理解する一助となっている。また会計学研究所としては、これまで「会計学教室」や「会計学講座」をとおして、会計学の教育に寄与してきたことを自負している。しかしながら、現在の会計学研究所の活動では、教育活動はあまり実施していないし、実施できる状況にはない。個々の所員が「計修会」や「簿記検定溝座」等に協力しているのが現在の実際の状況である。

2 学部教育との関係

商学部には会計学科が設置されており、会計学研究所と会計に関わる学部教育とは密接に関わっている。しかしそれは、あくまで商学部および経営学部の会計学スタッフは、すべて会計学研究所の所員であるという意味である。各学部が会計教育について検討し、実行しているのが現状である。会計学研究所が学部教育に直接関与することはない。ただ学部等の行う会計に関わる講演会等に共催・協力する関係は、維持している。

3 大学院教育との関係

学部教育との関係と同様、会計学研究所が大学院教育に直接関与することはない。

4 学外の研究機関との関係

教育活動のために学外の研究機関との公式的・継続的関係は、なんら有していない。

5 公開講座・講演会等の開設

すでに触れたように、会計学研究所の重要な事業の1つは、「会計学教室」、「会計学講座」であった。しかし、これらの活動は「計修会」、「簿記検定講座」へと発展的に、移行していった。したがって現在、会計学研究所は、定期的な公開講座を開いてはいない。

学生向け講演会については、学部や他の機関との共催が多いが、内外からの研究者や、実務家を招いて随時開催している。