2026.08.05 Wed
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文学部主催「高校教員対象研修プログラム」を開催
20年目の節目に全国から延べ483人が参加

文学部主催の高校教員対象研修プログラムを、7月28日、29日の2日間生田キャンパスにおいて開催した。

本プログラムは、2006年に、当時の文学部人文学科歴史学専攻の教員が、日頃の研究成果を社会に還元するとともに高校教員との意見交換を図ることを目的として発案したものである。当初は世界史と日本史の2科目で開始したが、その後、文学部の他専攻、学科も参画し、文部科学省および神奈川県教育委員会の後援を得ながら発展を続けてきた。

20年目の節目を迎えた今年度は、文学部の5学科(日本文学文化学科、英語英米文学科、哲学科、歴史学科、環境地理学科)の企画により、国語・英語・倫理・日本史・世界史・地理の6科目、全13講義が開講した。関東圏のみならず日本各地の高等学校から延べ483人の教員が参加し、各講義の最新の研究成果や教育現場で活用可能な知見を盛り込んだ講義が行われた。講義後には活発な質疑応答や意見交換がなされ、参加者にとって学びを深める機会となった。

また、恒例の教員著作展示や図書館ツアーも開催され、盛況のうちに終了した。

本プログラムは、来年度も7月末に開催を予定しており、今後も高校教育に資する学びの場として内容の充実を図り、高校教員と大学との交流および連携のさらなる促進に努めていく。

7月28日(火)
<国語>

  • 日本語研究の成果を生かす国語科の教材研究、学習指導(国際コミュニケーション学部教授  山下直)
  • 「あの日この日」の昭和文学(文学部教授 山口政幸)
<倫理>
  • 数学の哲学とはどういうものか(文学部教授 金子洋之)
  • 道徳は実在するか?メタ倫理学から考える(文学部教授 佐藤岳詩)
  • なぜ世界に人生に『芸術と人文学』が必要なのか(文学部教授 加藤有希子)
<日本史>
  • 古墳時代の精神世界 ― 神まつり・葬送儀礼・仏教 ―(文学部准教授 小林孝秀)
  • 太閤検地・再考 ― 先規(指出)と新儀(検地)が開いた近世 ―(文学部教授 湯浅治久)

7月29日(水)
<世界史>

  • 闘う「不可触民」― イギリス支配下のカーストとインド民族運動 ―(文学部教授 志賀美和子)
  • 高校で学ぶアメリカ史、大学で学ぶアメリカ史(文学部教授 南修平)
<英語>
  • 英語コーパスを活用した語法・文法の多面的な指導(文学部准教授 菊地翔太)
  • 応用日英通訳法:生徒を伸ばす、自分も伸びる(文学部教授 田邉祐司)
<地理>
  • 地図資料と歴史地理学(文学部教授 三河雅弘)
  • 日本列島の高まる地形・低まる地形(文学部教授 苅谷愛彦)
20260804高校教員対象研修プログラム_01▲開講式で挨拶する高久健二文学部長
20260804高校教員対象研修プログラム_02▲講義の様子

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