2026.04.08 Wed
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2026年度入学式を挙行

20260408入学式TOP▲日本武道館で行われた入学式で新入生を代表して宣誓する前嶋さん
2026年度の入学式が4月5日、東京都千代田区の日本武道館で行われた。学部4088人、大学院105人、法科大学院22人が、学生生活の一歩を踏み出した。

馬塲杉夫学長が、本学の21世紀ビジョン「社会知性の開発」を説明し、「社会知性の開発に当たり、気になることには積極的に飛び込んで主体的に活動すること、広く深く友人関係を築くこと、この2点を意識してほしい。実り多い学生生活を送るために、自らの意志で、主体的に学びの機会をつかみ取って」と式辞を述べた。

祝辞で松木健一理事長は「あらゆる出来事が自分自身を鍛錬させる機会と思い、挑戦を続けて」、日髙義博総長は「知力だけではなく、人間力を蓄積し、道徳規範を身につけ、自分の生きる道を見定めてほしい」と激励した。
ご父母・保護者の会である育友会の佐藤信子会長と、卒業生であり、株式会社ヤマダ環境資源開発ホールディングス社長の桑野光正さん(昭52経済)が来賓祝辞に立った。佐藤会長は「人との出会いが財産になる」と新入生を歓迎し、育友会について紹介した。桑野さんは在学中のハンドボール部での活動や、社会に出てからのさまざまな体験を振り返り、「うまくいかないときこそ新しい可能性が開けるチャンスだ。大学での出会いや体験、一つ一つを大切にしてほしい」と呼びかけた。

新入生を代表して前嶋陽さん(人間科学部、専修大学松戸高出身)が「建学の精神のもとに、心身の成長に励むことを決意する」と宣誓した。

引き続き歓迎セレモニーが行われ、専修大学フィルハーモニー管弦楽団が祝賀演奏、新入生も手拍子で応えた。混声合唱団カッパコーラス部が美しい歌声を披露。全学応援団はチアリーダー部の華やかな演舞に続き、「フレーフレー専修」と力強いエールを贈った。

式典当日は、花曇りながら暖かい一日となり、会場周辺では盛りを迎えた桜が、新生活の門出を彩った。

馬塲杉夫学長 式辞

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桜花爛漫、春光うららかなこの佳き日に、専修大学の学部・大学院・法科大学院それぞれの課程にご入学された皆さん、誠におめでとうございます。ご父母・保護者の皆様におかれましても、心よりお慶び申し上げます。

専修大学は1880年に、相馬永胤、目賀田種太郎、田尻稲次郎、駒井重格の4人によって、米国留学の恩に報い、近代日本の発展を支える人材を育成するために設立されました。爾来、幾多の困難を乗り越えながら、その建学の精神である報恩奉仕を脈々と受け継ぎ、今日では、建学の精神を再定義した21世紀ビジョン「社会知性の開発」を、教育研究活動の根幹に据えています。
この「社会知性の開発」とは、社会の諸課題に対し、幅広い教養と専門知識を核にしながら、深い人間理解と倫理観、世界的視野をもって解決を図ることを目指すものです。本学での学びを通じてはもとより、卒業後も心に留めておいていただきたい理念です。

皆さんは入学後、さまざまな領域で社会知性の開発に取り組むわけですが、二つ意識していただきたい点があります。第一に、皆さんが「面白い、興味深い」と思える機会があれば、積極的に飛び込んで、主体的に活動することを心がけてください。時として失敗をすることがあるかもしれませんが、それは皆さんを支える非常に力強い経験となっていきます。
専修大学では、幅広い教養や専門知識だけでなく、語学やデータサイエンスのスキルを磨く機会も得られます。さらに資格取得の支援、課外活動やPBLなど、社会が求める人材になるための、ありとあらゆる機会が用意されています。

第二に、友人関係を広く深く築いてください。お互い支え合い、励まし合い、語り合うことで、一人ではできないことを成し遂げることができます。さらに、一人では得られないような情報を数多く取り入れることができるでしょう。そうした中で、生田キャンパスの人は神田キャンパスに、神田キャンパスの人は生田キャンパスに足を運んでほしいと思います。
神田キャンパスは、都心の真ん中、言ってみれば“世界の中心地”にあります。さまざまな情報や対象が非常に近い距離にあるため、細部まで丁寧に見る、いわゆる虫の眼を培うには絶好の場です。ただし、虫の眼だけでは問題解決に至らないことも少なくありません。そのような時には生田キャンパスを訪れてください。天気の良い日がいいですね。横浜ランドマークタワーはもとより東京スカイツリー、富士山は容易に想像がつく景色ですが、房総半島から筑波山、日光男体山、赤城山、榛名山、南アルプスまで広がる遠景は、関東随一です。生田キャンパスは、関東平野を見渡せる丘の上に立地し、鳥の眼を養うには格好の場と言えるでしょう。生田キャンパスの人は、俯瞰的な眼だけでは問題解決を図ることができないということに留意していただきながら、世の中では実際何が起きているのか、神田キャンパスに足を運んで、ぜひいろいろなことを観察していただきたいと考えています。

主体的に機会をつかみ取っていくというプロセスは、なかなか勇気のいることです。失敗が伴うことも少なくありません。しかし、皆さんには、偉大な先人が数多くいらっしゃいます。先輩たちが社会の諸問題に立ち向かい、社会貢献を数多く果たしてこられました。この後、皆さんにお祝いの言葉を述べるために駆けつけてくださった桑野光正様(株式会社ヤマダ環境資源開発ホールディングス社長、 昭和52年経済学部卒業)もそのお一人です。桑野様は、株式会社ヤマダ電機において創業家以外で初めて社長を務められた方です。また、壇上におられる校友会の桃野直樹会長も東日本住宅株式会社を設立され、長く社会への報恩奉仕に尽力されてこられました。

実り多き大学生活を過ごすために、ぜひ自らの意思で主体的に数多くの機会をつかみ取ってください。その積み重ねの先には、驚くほど成長した自分の姿を卒業時に見いだすことができるでしょう。成長した皆さんに会えることを私も楽しみにしています。皆さんの楽しい大学生活を祈念し、私からの式辞とさせていただきます。

2026(令和8)年4月5日
専修大学長 馬塲杉夫
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