2026.01.14 Wed
ONLINETOPICS
文・廣川ゼミ×川崎市市民ミュージアム
被災した歴史資料の修復に取り組む
▲史料の「レスキュー作業」に取り組む学生水に濡れて貼り付いた古文書のページを丁寧にはがし、史料の状態を撮影・記録する――。文学部歴史学科の廣川和花ゼミは後期の授業で、令和元年東日本台風で被災した川崎市市民ミュージアムの収蔵品の「レスキュー作業」に取り組んだ。
同ミュージアムは、2019年10月の台風19号(令和元年東日本台風)で収蔵庫が浸水。建物や設備に加えて、収蔵品にも大きな被害が出た。被災した収蔵品は20万点以上にも及び、外部の専門機関や大学と連携してレスキュー作業を進めている。
25年9月に川崎市と専修大学文学部間において協定を締結し、廣川ゼミが活動に参加。被災した資料を修復する複雑な手順のうち、水で貼り付いた紙を一枚ずつ分離・分解して史料情報を台帳に記録する解体作業を担当した。学芸員を招いて、被災史料に関する基礎知識や具体的な作業手順を学ぶところからスタートし、12月までに150点以上の解体作業を終えた。
最終日となった12月15日も、生田キャンパスの史学古文書調査実習室とゼミ室で、学芸員の谷拓馬さんの指導を受けながら作業を行った。エプロン、マスク、手袋を身に着けて被災史料と向き合うゼミ生の表情は真剣そのもの。固着した紙を丁寧にはがし、メジャーを使って採寸したり、タグを付けてスマートフォンのカメラで撮影したりした。
佐藤寿春さん(3年次)は、「一点物の史料なので慎重に取り扱った。この活動に携われたことが一番の学びで、史料に書かれた昔の文字を読み解いたりするのも楽しかった」と振り返った。
廣川教授は、「当初は戸惑いも見られたが、今では手順を理解し、落ち着いて作業を進められるようになったところに成長を感じる。歴史学科の学生として、生の史料に直接触れる貴重な機会になったと思う」と話した。
同ミュージアムは、2019年10月の台風19号(令和元年東日本台風)で収蔵庫が浸水。建物や設備に加えて、収蔵品にも大きな被害が出た。被災した収蔵品は20万点以上にも及び、外部の専門機関や大学と連携してレスキュー作業を進めている。
25年9月に川崎市と専修大学文学部間において協定を締結し、廣川ゼミが活動に参加。被災した資料を修復する複雑な手順のうち、水で貼り付いた紙を一枚ずつ分離・分解して史料情報を台帳に記録する解体作業を担当した。学芸員を招いて、被災史料に関する基礎知識や具体的な作業手順を学ぶところからスタートし、12月までに150点以上の解体作業を終えた。
最終日となった12月15日も、生田キャンパスの史学古文書調査実習室とゼミ室で、学芸員の谷拓馬さんの指導を受けながら作業を行った。エプロン、マスク、手袋を身に着けて被災史料と向き合うゼミ生の表情は真剣そのもの。固着した紙を丁寧にはがし、メジャーを使って採寸したり、タグを付けてスマートフォンのカメラで撮影したりした。
佐藤寿春さん(3年次)は、「一点物の史料なので慎重に取り扱った。この活動に携われたことが一番の学びで、史料に書かれた昔の文字を読み解いたりするのも楽しかった」と振り返った。
廣川教授は、「当初は戸惑いも見られたが、今では手順を理解し、落ち着いて作業を進められるようになったところに成長を感じる。歴史学科の学生として、生の史料に直接触れる貴重な機会になったと思う」と話した。
▲川崎市市民ミュージアムの学芸員が説明
▲史料の解体作業に当たるゼミ生
▲被災した史料の状態をスマートフォンで記録
▲史料を採寸するゼミ生