2025.08.18 Mon
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ネットワーク情報学部「大学を見に行こう!」
地域の小中学生招き体験を提供

20250818大学を見に行こう_01▲地域の子どもたちがネットワーク情報学部の「ラボ」を体験した
子どもたちが大学の学びを体感するイベント「大学を見に行こう!」が7月31日、生田キャンパスで開催された。ネットワーク情報学部の教育プログラム「ラボ」の一つであるICT教育ラボ(指導=小田切健太准教授)と川崎市の三田こども文化センターの共催。小中学生約30人が参加し、大学生による研究や活動に触れた。

ICT教育ラボは、年齢や性別などを問わずICT教育関連のワークショップを学生が企画・実施することを目的としている。今回のイベントには、学生や教員が自由に集える場所づくりに取り組んでいる「コミュニケーションサロンラボ」(指導=山下清美教授)、多様な工作機械を備えた実験的な市民工房を運営する「FabLab IKUTA」(指導=石井健太郎教授)、学内で無人コンビニ「NEst.(ネスト)」を運営する「自分たちでつくる無人コンビニのラボ」(指導=沼晃介准教授)のほか、ネットワーク情報学部の必修演習科目「プロジェクト」が協力した。

当日は、ロボットプログラミング体験、デジタル工作機器の見学、無人コンビニでの買い物、学生が制作したゲームの体験が行われた。ロボットプログラミングでは、大学生のアドバイスを受けながら数値を入力。子どもたちはロボットの動きを観察しては「イメージと違う」と言い、挑戦を繰り返していた。また、無人コンビニでは、飲料水を購入し、笑顔を見せていた。

子どもたちをサポートした3年次生は「このイベントは、子どもたちと学びを共有する場。自分たちの成果物に触ってもらい、楽しんでいる姿を見ることができた」と感想を述べた。
小田切准教授は「ICT教育ラボの初めてのイベントを、多くの皆さんのおかげで実現させることができ、素晴らしいものとなった。今後も親子で参加できるイベントの開催など、活動の幅を広げていきたい」と話している。
20250818大学を見に行こう_02▲無人コンビニで買い物を体験した
20250818大学を見に行こう_03▲学生が制作したゲームを試す子どもたち
20250818大学を見に行こう_04▲レーザーカッターを見学
20250818大学を見に行こう_05▲入力した数値に従って動くロボットを
興味深く観察した

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