2025.07.30 Wed
ONLINETOPICS
鳩山元首相と専大生が語る「若者・政治・メディア」

文学部ジャーナリズム学科の山田健太ゼミに所属する学生14人が、鳩山由紀夫元首相と、現在の政治課題やSNSとの付き合い方などについて意見を交わした。7月23日、本学と東京新聞の連携協定記念イベント第2弾として、東京・文京区の鳩山会館で「鳩山元首相と専大生が語る 若者・政治・メディア」として開催された。
冒頭、東京新聞(中日新聞東京本社)顧問の菅沼堅吾さんが「若い世代が積極的に政治に関わることが大切だ」と開催趣旨を説明。続いて本学の宮岡孝之理事が鳩山元首相の曽祖父にあたる鳩山和夫元衆議院議長が、本学の前身・専修学校の設置構想に加わっていたことや、鳩山元首相が国会議員になる前の3年間(1981~84)、経営学部助教授として在籍していたことなど、本学と鳩山家の関係を解説した。
鳩山元首相と同時期に入職した佐々木重人学長は、「ジャーナリストを目指す学生が鳩山さんと出会い、自身のキャリアにどうつなげていくか楽しみにしている」とあいさつした。
鳩山元首相と学生は、メディアとの付き合い方▽選挙に関して▽いまの生活・社会・政治に思うこと――の三つのテーマについて対話した。
「テレビを持っていない」という3年次生は、メディアとの付き合い方について、「娯楽、ニュースなどはSNSで十分に足りている。好きな時間に情報を得られるので便利だが、フィルターがかかっているものも多く、注意しなければならない」と話した。
7月の参議院議員選挙を振り返った別の3年次生は、「分かりやすいキャッチコピーが多くの人に刺さったのではないか」と推測した。
学生の鋭い指摘を受け、鳩山元首相は、「外国人排斥主義はきわめて危うい。日本はもっと外に向かって開かなければならない。若い人はどんどん外に出ていってほしい」と話し、「和を以て貴しと為す、という考えが今の時代にこそ重要となる」と語った。
本学と東京新聞は教育・研究や文化の向上などを目的に、2024年4月に連携・協力協定を結び、同年8月にシンポジウム「戦争を伝えるということ」を開催。今回が2回目のイベントとなる。
冒頭、東京新聞(中日新聞東京本社)顧問の菅沼堅吾さんが「若い世代が積極的に政治に関わることが大切だ」と開催趣旨を説明。続いて本学の宮岡孝之理事が鳩山元首相の曽祖父にあたる鳩山和夫元衆議院議長が、本学の前身・専修学校の設置構想に加わっていたことや、鳩山元首相が国会議員になる前の3年間(1981~84)、経営学部助教授として在籍していたことなど、本学と鳩山家の関係を解説した。
鳩山元首相と同時期に入職した佐々木重人学長は、「ジャーナリストを目指す学生が鳩山さんと出会い、自身のキャリアにどうつなげていくか楽しみにしている」とあいさつした。
鳩山元首相と学生は、メディアとの付き合い方▽選挙に関して▽いまの生活・社会・政治に思うこと――の三つのテーマについて対話した。
「テレビを持っていない」という3年次生は、メディアとの付き合い方について、「娯楽、ニュースなどはSNSで十分に足りている。好きな時間に情報を得られるので便利だが、フィルターがかかっているものも多く、注意しなければならない」と話した。
7月の参議院議員選挙を振り返った別の3年次生は、「分かりやすいキャッチコピーが多くの人に刺さったのではないか」と推測した。
学生の鋭い指摘を受け、鳩山元首相は、「外国人排斥主義はきわめて危うい。日本はもっと外に向かって開かなければならない。若い人はどんどん外に出ていってほしい」と話し、「和を以て貴しと為す、という考えが今の時代にこそ重要となる」と語った。
本学と東京新聞は教育・研究や文化の向上などを目的に、2024年4月に連携・協力協定を結び、同年8月にシンポジウム「戦争を伝えるということ」を開催。今回が2回目のイベントとなる。




鳩山元首相(前列右から2人目)、佐々木学長(同中央)、
宮岡理事(同左から2人目)、山田教授(同右)。参加したゼミ生ら。