2025.04.08 Tue
ONLINETOPICS
向ケ丘遊園のまちの未来をデザイン
ネットワーク情報学部の学生がアイデアを発表
ワークショップ(WS)の企画・運営・分析の方法などを学ぶネットワーク情報学部の選択科目「特殊演習(ワークショップ)」。半年間の学びの集大成として3月20日、学生による発表会が開催された。WSを通じて考えだした向ケ丘遊園駅周辺のまちづくりアイデアについて、川崎市や多摩区の職員や市民の方々と共に語り合った。
授業は2~4年次生が履修。「向ケ丘遊園のまちの未来をデザインする」をテーマに、グループごとにWSを開催した。発表会は川崎市と日鉄興和不動産(株)共催のイベントの一環で、駅前ビルのコミュニティスペース予定地で開催された。学生たちはこれまでの活動やそこから生まれたまちづくりのさまざまなアイデアをポスターにまとめた。
「向ケ丘遊園の地域の音を作ろう」をテーマにWSを行ったグループは、地域の環境音を聴いて、イメージするワードを抽出し、生成AIで曲を作成した。しかし生田緑地=「自然」、駅周辺=「繁華街」のイメージが相反し、できあがった曲はしっくりこなかったという。そこで緑地の玄関口としての向ケ丘遊園駅というイメージを作る必要性について考察。双方を結び付けるため、緑地までの道の整備、駅周辺に植樹することで樹々のざわめきなど自然の音を生み出すことなどを提案した。
発表後の話し合いに参加した川崎市職員からは「生田緑地と駅のつながりについてはまさに今、市でも課題となっている事案。皆さんのアイデアは参考になった」などの意見があがっていた。
そのほか「成長するゆるキャラと一緒に発展する街」について考えたグループ、生成AIで地域にまつわるスタンプを作って、今後のまちづくりアイデアを生み出したグループなど、全5組が成果とアイデアを披露した。
市まちづくり局の宮崎伸哉局長は「AIを自在に使いこなし、話し合って自分たちの意見としてまとめているのが素晴らしい。この授業が終わってからも大学とまちのつながりなど、引き続き考えてほしい」と総括した。
授業は2~4年次生が履修。「向ケ丘遊園のまちの未来をデザインする」をテーマに、グループごとにWSを開催した。発表会は川崎市と日鉄興和不動産(株)共催のイベントの一環で、駅前ビルのコミュニティスペース予定地で開催された。学生たちはこれまでの活動やそこから生まれたまちづくりのさまざまなアイデアをポスターにまとめた。
「向ケ丘遊園の地域の音を作ろう」をテーマにWSを行ったグループは、地域の環境音を聴いて、イメージするワードを抽出し、生成AIで曲を作成した。しかし生田緑地=「自然」、駅周辺=「繁華街」のイメージが相反し、できあがった曲はしっくりこなかったという。そこで緑地の玄関口としての向ケ丘遊園駅というイメージを作る必要性について考察。双方を結び付けるため、緑地までの道の整備、駅周辺に植樹することで樹々のざわめきなど自然の音を生み出すことなどを提案した。
発表後の話し合いに参加した川崎市職員からは「生田緑地と駅のつながりについてはまさに今、市でも課題となっている事案。皆さんのアイデアは参考になった」などの意見があがっていた。
そのほか「成長するゆるキャラと一緒に発展する街」について考えたグループ、生成AIで地域にまつわるスタンプを作って、今後のまちづくりアイデアを生み出したグループなど、全5組が成果とアイデアを披露した。
市まちづくり局の宮崎伸哉局長は「AIを自在に使いこなし、話し合って自分たちの意見としてまとめているのが素晴らしい。この授業が終わってからも大学とまちのつながりなど、引き続き考えてほしい」と総括した。



