2025.01.16 Thu
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専修大学SDGsチャレンジプログラム2024
国コミュ・木村チームが学長賞

「専修大学SDGsチャレンジプログラム2024」の表彰式が12月14日、生田キャンパスで開かれた。書類審査とプレゼン審査の結果、国際コミュニケーション学部3年次の木村菜月さん、吉田みりさん、岩井日向子さんが提案した「食べて止める気候変動――世界のサラダ――」が学長賞を受賞した。
本プログラムは、学内におけるSDGsへの関心を高めることなどを目的に毎年開催している。今年度は「気候変動対策」をテーマに、他者と協働して取り組むアクションプランを募集。本学の付属高校や教育交流提携校を含む全39チームが参加し、5チームが入賞した。高校生チームの入賞は昨年度に続き2回目。
学長賞の木村さんは表彰式で、「メンバー全員が食に関するアルバイトをしており、その経験から今回のプランは生まれた。小さなアクションが、気候変動という大きな問題の解決につながることを多くの人に知ってもらいたい」と受賞の言葉を述べた。
佐々木重人学長は入賞チームについて、「自分たちのアイデアがより多くの人に受け入れられるように、客観的な検証を行い、プランを固めていた」と評価し、「このコンテストで得た成功体験を自信にして、より大きな成功につなげてほしい」とエールを送った。
本プログラムは、学内におけるSDGsへの関心を高めることなどを目的に毎年開催している。今年度は「気候変動対策」をテーマに、他者と協働して取り組むアクションプランを募集。本学の付属高校や教育交流提携校を含む全39チームが参加し、5チームが入賞した。高校生チームの入賞は昨年度に続き2回目。
学長賞の木村さんは表彰式で、「メンバー全員が食に関するアルバイトをしており、その経験から今回のプランは生まれた。小さなアクションが、気候変動という大きな問題の解決につながることを多くの人に知ってもらいたい」と受賞の言葉を述べた。
佐々木重人学長は入賞チームについて、「自分たちのアイデアがより多くの人に受け入れられるように、客観的な検証を行い、プランを固めていた」と評価し、「このコンテストで得た成功体験を自信にして、より大きな成功につなげてほしい」とエールを送った。
賞 | チーム | タイトル |
学長賞 | 国際コミュニケーション学部・木村チーム | 食べて止める気候変動
――世界のサラダ―― |
育友会長賞 | 浦和学院高校チーム | Recycle Plastics And Save Mother Earth |
校友会長賞 | 商学部・池田チーム | 地域のフリー本棚 |
グッド・SDGs・アクションプラン賞 | 商学部・松尾チーム | CO2を買うのはやめよう!チェンジマイボトル! |
国際コミュニケーション学部・小菅チーム | RePET~地球を守るあなたの一歩~ |


校友会長賞を受賞した池田チーム

<学長賞:国際コミュニケーション学部・木村チーム「食べて止める気候変動――世界のサラダ――」>
木村菜月さん、吉田みりさん、岩井日向子さんの3人は、生産の過程で大量の水を消費する畜産と、焼却廃棄の際に二酸化炭素を排出するフードロスの問題が気候変動に影響を及ぼしていることに着目。その解決策として、規格外野菜と大豆ミートを使ったサラダボウルを販売するプランを提案した。
国際コミュニケーション学部生の発案という特色を出すため、世界各国の料理をイメージしたサラダボウルを提供する。また、「SDGsへの貢献を実感してもらえるように、割引券としても使えるカードを購入者に配布するアイデアも盛り込んだ」と木村さんは話す。将来的には、神田キャンパス10号館のグローバルフロアでのテイクアウト販売から始め、SENDAI-Kaffeeや地域の飲食店での販売も視野に入れている。
さまざまな統計データを調べたり、アンケート調査を行ったりしてプランを固める一方で、実現性を検証するために商品の試作も行った。そうした活動を通じて、「肉や野菜が生産される背景を学び、食のありがたさや可能性を改めて知ることができた」と岩井さん。吉田さんは、「SDGsについて、現在は授業などで教わるのが一般的だが、これからは誰もが日常的に考え、自然と行動を起こす世の中になれば良い」と語った。
木村菜月さん、吉田みりさん、岩井日向子さんの3人は、生産の過程で大量の水を消費する畜産と、焼却廃棄の際に二酸化炭素を排出するフードロスの問題が気候変動に影響を及ぼしていることに着目。その解決策として、規格外野菜と大豆ミートを使ったサラダボウルを販売するプランを提案した。
国際コミュニケーション学部生の発案という特色を出すため、世界各国の料理をイメージしたサラダボウルを提供する。また、「SDGsへの貢献を実感してもらえるように、割引券としても使えるカードを購入者に配布するアイデアも盛り込んだ」と木村さんは話す。将来的には、神田キャンパス10号館のグローバルフロアでのテイクアウト販売から始め、SENDAI-Kaffeeや地域の飲食店での販売も視野に入れている。
さまざまな統計データを調べたり、アンケート調査を行ったりしてプランを固める一方で、実現性を検証するために商品の試作も行った。そうした活動を通じて、「肉や野菜が生産される背景を学び、食のありがたさや可能性を改めて知ることができた」と岩井さん。吉田さんは、「SDGsについて、現在は授業などで教わるのが一般的だが、これからは誰もが日常的に考え、自然と行動を起こす世の中になれば良い」と語った。

イメージ図をあしらったポスター