2024.12.19 Thu
テニス TOPICS

デフテニス デフリンピック日本代表候補内定


グローバルチャレンジ大会表彰式_鈴木梨子▲選考会後の鈴木選手
=アイルージャパン合同会社提供
11月2~5日に都内で開催されたDeaf Tennis 2024 Global Challengeで、本学テニス部の鈴木梨子選手(文4)が、女子ダブルスで優勝。女子シングルスで3位、ミックスダブルスで2位入賞と活躍した。今大会は、来年11月に東京で開催されるデフリンピックの最終選考会を兼ねており、今回の結果を受け、12月10日、テニス競技日本代表選手候補として鈴木選手の内定が発表された。

鈴木選手は「今までの国際大会では環境の違いやけがなど、万全のコンディションで臨めることが少なかったのですが、今回の選考会では自分の実力を発揮できたと感じています。一方で、毎回同じような結果で終わってしまう状況を打開すべく、今後はもっとアグレッシブに挑んでいきたいです」と大会を振り返った。デフリンピックに向け、「長年続けてこられたテニスと、難聴者であるということで得られた舞台。全力を尽くしてメダルを獲得し、結果で恩返しをすることが最終的な目標です」と語った。
また、大学最終学年の4年次生として「学生競技では、あと一歩が届かない難しさ・悔しさを身をもって学び、逆に自分自身がそこに達するには遠いと思っていたものが意外と近いといった経験をすることができました。社会人になり、テニスと仕事の両立は簡単ではないと思いますが、これまでの経験を糧に目の前のことをひとつひとつ全力で行っていきたいです」と今後の抱負を述べた。

鈴木選手の今後さらなる飛躍に向け、応援のほどよろしくお願い致します。

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