2025.02.17 Mon
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【夏期留学プログラム】主体性と積極性の大切さを学んだ海外でのインターンシップ(オーストラリア・ウーロンゴン大学)松本 麻里(商)

主体性と積極性の大切さを学んだ海外でのインターンシップ

松本 麻里
商学部 マーケティング学科
4年次に夏期留学プログラムでウーロンゴン大学(オーストラリア)に留学
P06 夏期 松本さん 写真

留学先大学の雰囲気、及びどのような授業を受けていたか
 オーストラリアで過ごした1か月間は、本当に毎日が充実していました。ウーロンゴン 大学は緑豊かな自然と、多くの現地学生や留学生で活気に満ちていました。授業では、オーストラリアで有名な動物や歌を学んだり、プレゼンテーションのスキルを高めたりしました。授業で扱ったテーマがビジネスの提案だったので、グループでキャンパス内を散策しながらカフェに集まる客層や過ごし方等を観察しました。実際に現地学生にインタビューをするなど、より実践的な英語学習になったと思います。授業の後は、日本人と現地の学生が集まるJapanese clubに参加しました。ゲームをしながら会話を交わしたことで、英語を「聞き取る力」と「伝える力」を養いました。
2留学先のウーロンゴン大学
キャプチャ
ホームステイについて
 ウーロンゴンとシドニーで、それぞれ別の家庭にホームステイをしたのですが、私のステイ先は2家庭とも学生の子どもがいました。家にいる時はなるべくリビングにいるようにして、ホストファミリーとの会話を大切にしました。会話の中でスラングが使われることも多かったため、ホストファミリーに日常会話の中でよく使うオージースラングを紙に書いて教えてもらいました。コミュニケーションが上手くとれずにGoogle翻訳を見せられた時は落ち込みましたが、それでも自分から積極的に話しかける努力を続けました。その結果、ギターを弾いてもらったり、一緒にお寿司を作って食べたりなど、日を重ねるごとに思い出が増えていきました。上手な英語ではなくても、伝えようとする気持ちと姿勢があれば、思いは伝わることに気が付きました。
インターンシップについて
 ウーロンゴン大学での研修が終わった後は、シドニーに移動してインターンシップを行いました。私のインターンシップ先はホテルだったため、受付やイベントの準備、ハウスキーピング等が主な業務でした。この経験は、私の中で特に印象に残るものでした。日本でもホテル業務の経験はなかったため、初めは業務内容を理解するのに苦労しました。ですが、自分なりに理解したことが合っているかを確認したり、些細な疑問でも質問したりしたことで、後半は自分から動くことができました。2週間という限られた時間のなかで、いかに自分の存在意義を確立するかは自分次第であると思います。自分から働きかけることで多様な業務を任せてもらえますし、その分自分の経験値も高まります。このインターンシップを通して、主体性と積極性をもって動くことの大切さを改めて感じました。



 この1か月を通して、自分自身強くなったと思います。留学を通して英語力はもちろん のこと、コミュニケーション能力や適応能力も高められました。休日に一人でプチ観光に 行ったり、ホストファミリーと一緒にご飯を作るなど、一つ一つの行動は日々の何気ない一部ですが、それが合わさった時、大きな経験と成⾧につながりました。英語は言語としての手段だけでなく、心の伝達手段としての役割を果たしていることを学べたのは、私の中で大きな収穫です。
1インターンシップ先のホテル