2024.09.05 Thu
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文・齋藤ゼミ、お笑い芸人しんやさんとオリジナルスポーツを考案
10月「川崎市スポーツフェスタ2024」に体験ブース出展

スポーツ情報分析をテーマにしている文学部・齋藤実ゼミが吉本興業とコラボし、オリジナルスポーツの考案に挑戦している。

齋藤ゼミは、10月14日(月・祝)開催の「川崎市スポーツフェスタ2024」に「笑ぅスポーツ」という体験ブースを出展する。子どもから高齢者まで、だれでも楽しめるオリジナルスポーツを提案するため、今年6月に活動開始。ラグビー強豪校でプレー経験のあるお笑い芸人しんやさんと、齋藤ゼミ生がアイデアを出し合ってきた。
8月1日には生田キャンパス第2体育館で検討会を開き、3競技を実際にプレー。競技者の目線で魅力と改善点を確認し、最後はゼミ生による多数決で、スポーツフェスタで実施する2競技を選んだ。

このうちの一つ「バズビー」は、バスケットボールとラグビーを組み合わせた競技。門のような形状のゴールにボールを投げ入れる、またはボールを抱えてくぐり抜けると得点が入る。バスケットボール部に所属する林望愛さん(3年次)は、「自分がやっているスポーツの要素も取り入れながらアイデアを練った。攻撃(子ども)と守備(大人)の役割を分けることで、子どもと大人が一緒に楽しめるように工夫した」と話す。

実際にプレーする中で、しんやさんが「子どもの体力に合わせて、プレー時間を短くしてみては」と提案すると、学生からは「プレーが途切れたときにすぐ再開できるように複数のボールを準備した方が良い」などといったアイデアが次々と出された。

もう一つの「グリーンマウンテン」は、手持ちのボールをターゲットに近づけるボッチャに似た競技だが、サッカーボールやラグビーボール、バドミントンのシャトルなどを使用する。投げる、蹴る、打つなど、さまざまなスポーツの動きを体験できる点が大きな魅力だ。
武田晴樹さん(4年次)は「オリジナルスポーツの考案」をテーマに卒業論文に取り組んでおり、「楽しさだけでなく安全性なども踏まえて考える必要があり、奥が深いと感じた」と語った。

ゼミ生たちは今後、検討会で挙がった改善点の解消に努めながら、プレー方法やルールをブラッシュアップしていく。「笑ぅスポーツ」は申し込み不要でだれでも参加できる。
20240904齋藤ゼミスポーツ考案_01▲バスケットボールとラグビーを
組み合わせた「バズビー」
20240904齋藤ゼミスポーツ考案_02▲さまざまなスポーツの動きを取り入れた
「グリーンマウンテン」
20240904齋藤ゼミスポーツ考案_03▲ゼミ生と改善点を話し合うしんやさん

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