2024.08.30 Fri
ONLINETOPICS
夏期2日本語・日本事情プログラム
留学生が多彩なテーマを調査・発表
本学独自の短期留学生受け入れプログラム「日本語・日本事情プログラム(JLC)」は、さまざまな国籍や学習歴を持つ外国人留学生たちが、国際交流会館に滞在しながら個々のレベルに応じて日本語や日本文化について学んでいる。
6月から8月までの7週間にわたって実施された夏期2JLCの最終プレゼンテーションが8月1日、生田キャンパスで行われた。一般の留学生、ウクライナ避難民※1を含む計12カ国45人が、関心のあるテーマや日本での体験について日本語で発表した。
ネグロエ・ルイズ・セルヒョ・ヘススさんは、出身地であるメキシコの文化や歴史、言語や習慣について広く紹介。メキシコ社会の特徴として、「家族を大切にしている」「外交的な人が多く、カジュアルに交流を楽しんでいる」点などを挙げた。
短期留学生のほか、学部で学ぶ国際交流協定校等からの交換留学生もJLCを受講している。経営学部のブゥ・テュー・チャンさん(ベトナム国家大学ハノイ人文社会科学大学)は、日本特有の就職活動に興味を持ち、発表テーマに選んだ。文献調査と専大生へのインタビューを通じて就活の実態を探り、「この制度によって新卒者の就職率は高く、安定した労働環境が作られている」と分析。「ベトナムでは卒業後に仕事を探すのが一般的だが、最近は日本のような早期採用の傾向も見られる」とまとめた。
国際コミュニケーション学部受入れのティボン・マージョリー・リーゼ・ポールさん(リヨン政治学院)は、日仏のペット事情を比較した。フランスでは静かな猫や魚の人気が高いと述べ、「日本で犬が人気なのはコミュニケーションを取りやすいから」との考察を示した。
このほかにも、日本の食べ物、映画、音楽、漫画など、発表テーマは多岐にわたった。留学生は身につけた日本語を駆使して、生き生きとプレゼンを行っていた。
※1 本学は2022年9月より継続して、ウクライナ支援として同プログラムに避難民の参加者を受入れている。
6月から8月までの7週間にわたって実施された夏期2JLCの最終プレゼンテーションが8月1日、生田キャンパスで行われた。一般の留学生、ウクライナ避難民※1を含む計12カ国45人が、関心のあるテーマや日本での体験について日本語で発表した。
ネグロエ・ルイズ・セルヒョ・ヘススさんは、出身地であるメキシコの文化や歴史、言語や習慣について広く紹介。メキシコ社会の特徴として、「家族を大切にしている」「外交的な人が多く、カジュアルに交流を楽しんでいる」点などを挙げた。
短期留学生のほか、学部で学ぶ国際交流協定校等からの交換留学生もJLCを受講している。経営学部のブゥ・テュー・チャンさん(ベトナム国家大学ハノイ人文社会科学大学)は、日本特有の就職活動に興味を持ち、発表テーマに選んだ。文献調査と専大生へのインタビューを通じて就活の実態を探り、「この制度によって新卒者の就職率は高く、安定した労働環境が作られている」と分析。「ベトナムでは卒業後に仕事を探すのが一般的だが、最近は日本のような早期採用の傾向も見られる」とまとめた。
国際コミュニケーション学部受入れのティボン・マージョリー・リーゼ・ポールさん(リヨン政治学院)は、日仏のペット事情を比較した。フランスでは静かな猫や魚の人気が高いと述べ、「日本で犬が人気なのはコミュニケーションを取りやすいから」との考察を示した。
このほかにも、日本の食べ物、映画、音楽、漫画など、発表テーマは多岐にわたった。留学生は身につけた日本語を駆使して、生き生きとプレゼンを行っていた。
※1 本学は2022年9月より継続して、ウクライナ支援として同プログラムに避難民の参加者を受入れている。

日本語で発表した

