2024.08.08 Thu
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図書館ボランティア「Compass」がおすすめ本を紹介
川崎市立多摩図書館で特集展示 8月29日まで

20240805図書館ボランティア_01▲アイデアを出し合いながら陳列や飾りつけを行った
専修大学図書館ボランティア「Compass」が、川崎市立多摩図書館で開催中の特集展示の選書を手がけ、利用者に新たな本との出会いを提供している。代表の眞柄颯さん(人間科学4)は、「今年の夏は特に暑さが厳しいので、涼しい図書館で読書を楽しんでみては」と呼びかける。開催期間は8月29日まで。

多摩図書館でのCompassによる特集展示は2021年度にスタートし、今回で4回目。図書館職員も「学生ならではのユニークな選書が魅力。来館者の貸出利用も多く、今回はどんな展示になるのか楽しみ」と期待を寄せる人気企画だ。今年は「大学生がおすすめする本 ――夏休みは図書館で涼みませんか――」と銘打ち、約100冊を厳選。幅広い層に手に取ってもらえるように、人気の小説から硬派な教養書まで、バラエティーに富んだ作品をそろえた。

Compassには現在、41人が所属。展示、館内整備、業務サポートの3班に分かれ、神田・生田両キャンパスの図書館で活動している。このうち展示班を中心としたメンバー9人が、7月29日に多摩図書館で特集展示の設営作業を行った。夏らしさを演出する装飾や、「笑い、時々感動ありの名エッセイここにあり!」などのメッセージを添えたPOPもすべて手作りで、見た目にも楽しい展示棚が完成した。
眞柄さんは、「自分たちのおすすめ本を、地域の方に広く知ってもらえる貴重な機会。メンバー全員で楽しみながら選書や飾りつけを行った」と笑顔で語った。
20240805図書館ボランティア_02▲多摩図書館の企画に協力したCompassのメンバー
20240805図書館ボランティア_03▲夏を感じさせる特集・展示コーナーが完成した

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