2024.07.24 Wed
ONLINETOPICS
女子選手対象第1回「身体リテラシー教育プログラム」
伊調馨さん招き技術指導と講習会

女性アスリート支援を目的とした「第1回女子レスリング選手限定『身体リテラシー』教育プログラム」が7月14日、生田キャンパスのレスリング場で行われた。
プログラムは、オリンピック4連覇を成し遂げた伊調馨さん(ALSOK)による技術指導と、主催した専修大学スポーツ研究所協力研究員の木村元彦さんによる講習会の2部構成。東京都、神奈川県、埼玉県の10チーム所属の小学4年生から中学3年生までの女子選手と、専修大学少年少女レスリング教室(バイソンズ)のメンバーら計約40人が参加し、技術と知識を深めた。
技術指導は、タックルやディフェンスなど立ち技を中心に行われた。伊調さんは実演を交えながら、体の使い方や手足の置く位置、力を入れるポイントに加え、どのような意図でプレーするかといった細部まで丁寧に解説。タックルでは「小・中学生のうちから、倒し切る意識を持とう」、ディフェンスでは「バランスが大切。自分の感覚をつかむためには練習を重ねるしかない」と、アドバイスを送った。
最後に「レスリングで最も得点を奪いやすいのは〝タックルを切ってバックをとる〟場面。今日、練習したタックルもディフェンスも大事な技術なので、しっかりと練習を続けよう」と話した。
引き続き行われた講習会のテーマは「『ルール』を学んでフェアプレーやグッドプレーヤーを目指そう」。木村さんは「第一に覚えてほしいのはフェアプレー。そのうえで、尊敬する選手や先輩などからグッドプレーヤー像を描き、自分もそうなれるように意識して行動しよう」とまとめた。
参加した中学2年生は「伊調さんから直接技を習うことができて良い経験になった」「講習会で話を聞き、ルールを守る理由をきちんと理解することができた。試合では反則がないようにしたい」と感想を話した。
この教育プログラムは全3回で、第2回が11月、第3回が来年2月に行われる予定。木村さんは、相澤勝治経営学部教授らと、子どもの身体リテラシー向上プログラムの開発に取り組んでおり、「身体リテラシーには、身体的、心理的、認識的、社会的の4領域がある。今回は、伊調さんの指導で身体と心理的領域を、講習会で認識的領域を学んでもらった。次回以降も各領域に触れてもらい、子どもたちが身体リテラシーを高めていけるように支援していく」と語った。
プログラムは、オリンピック4連覇を成し遂げた伊調馨さん(ALSOK)による技術指導と、主催した専修大学スポーツ研究所協力研究員の木村元彦さんによる講習会の2部構成。東京都、神奈川県、埼玉県の10チーム所属の小学4年生から中学3年生までの女子選手と、専修大学少年少女レスリング教室(バイソンズ)のメンバーら計約40人が参加し、技術と知識を深めた。
技術指導は、タックルやディフェンスなど立ち技を中心に行われた。伊調さんは実演を交えながら、体の使い方や手足の置く位置、力を入れるポイントに加え、どのような意図でプレーするかといった細部まで丁寧に解説。タックルでは「小・中学生のうちから、倒し切る意識を持とう」、ディフェンスでは「バランスが大切。自分の感覚をつかむためには練習を重ねるしかない」と、アドバイスを送った。
最後に「レスリングで最も得点を奪いやすいのは〝タックルを切ってバックをとる〟場面。今日、練習したタックルもディフェンスも大事な技術なので、しっかりと練習を続けよう」と話した。
引き続き行われた講習会のテーマは「『ルール』を学んでフェアプレーやグッドプレーヤーを目指そう」。木村さんは「第一に覚えてほしいのはフェアプレー。そのうえで、尊敬する選手や先輩などからグッドプレーヤー像を描き、自分もそうなれるように意識して行動しよう」とまとめた。
参加した中学2年生は「伊調さんから直接技を習うことができて良い経験になった」「講習会で話を聞き、ルールを守る理由をきちんと理解することができた。試合では反則がないようにしたい」と感想を話した。
この教育プログラムは全3回で、第2回が11月、第3回が来年2月に行われる予定。木村さんは、相澤勝治経営学部教授らと、子どもの身体リテラシー向上プログラムの開発に取り組んでおり、「身体リテラシーには、身体的、心理的、認識的、社会的の4領域がある。今回は、伊調さんの指導で身体と心理的領域を、講習会で認識的領域を学んでもらった。次回以降も各領域に触れてもらい、子どもたちが身体リテラシーを高めていけるように支援していく」と語った。



参加者や関係者と記念撮影