2024.07.01 Mon
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経営学部卒業生の集い「Annual Meeting」を開催
経営学部卒業生の集い「Annual Meeting」が6月22日、生田キャンパスで行われた。卒業生、在学生ら約40人が出席し、グループワークや交流会を通して、世代を超えて親睦を深めた。
このイベントは「卒業生が集い、在学生と交流し、絆を深め合う」をコンセプトに、昨年度から始まった。今年度のテーマは「セルフ・マーケティングによるキャリア開発」。はじめに、ゲストスピーカーの森綾香さん(平28卒)と沓澤駿介さん(平29卒)が、これまでのキャリア構築について語った。2人は「転職が自分自身を振り返る大きなきっかけだった」と話し、森さんは「自身の強みと市場のニーズがマッチするときは強みを強調し、アンマッチのときは弱みを強みに変換することでアピールになる」と、ニーズの見極めをポイントに挙げた。また、沓澤さんは異業種への転職に際し、ジョブ・クラフティング(仕事を主体的に捉え直してやりがいのあるものに変えていく手法)に取り組んでギャップを解消した経験を伝えた。
2人の発表を受け、目黒良門教授が理論面を解説した。「マーケティングは画一的な方法論ではなく、その概念は社会や経済とともに変化する」と説明し、ビジネスパーソンのためのセルフ・マーケティングを「所属する組織に向けて、自己の価値を創出・伝達するためのプロセス」と定義づけた。
グループワークでは、自分の成功談や失敗談を書き出して意見を交わし、「他人は分かっているが、自分は分かっていない強み」を探った。最後に、間嶋崇教授が「今日の経験はセルフ・マーケティングの第一歩。自分を知るためには、普段とは違う異質な環境に身を置く、今回のような越境学習が有効だ」と結んだ。
参加した4年次生は「グループワークでは、それぞれの経験や体験を共有するだけでなく、20歳も上の先輩からアドバイスをもらうことができ、多くのことを知る・聞くことができた」と振り返った。また、卒業生の一人は「自分のキャリアを見つめ直すきっかけになった。業種や立場の異なる先輩や後輩に話すことで、自分で意識していなかった部分が強みになることに気づかされた」と成果を語った。
このイベントは「卒業生が集い、在学生と交流し、絆を深め合う」をコンセプトに、昨年度から始まった。今年度のテーマは「セルフ・マーケティングによるキャリア開発」。はじめに、ゲストスピーカーの森綾香さん(平28卒)と沓澤駿介さん(平29卒)が、これまでのキャリア構築について語った。2人は「転職が自分自身を振り返る大きなきっかけだった」と話し、森さんは「自身の強みと市場のニーズがマッチするときは強みを強調し、アンマッチのときは弱みを強みに変換することでアピールになる」と、ニーズの見極めをポイントに挙げた。また、沓澤さんは異業種への転職に際し、ジョブ・クラフティング(仕事を主体的に捉え直してやりがいのあるものに変えていく手法)に取り組んでギャップを解消した経験を伝えた。
2人の発表を受け、目黒良門教授が理論面を解説した。「マーケティングは画一的な方法論ではなく、その概念は社会や経済とともに変化する」と説明し、ビジネスパーソンのためのセルフ・マーケティングを「所属する組織に向けて、自己の価値を創出・伝達するためのプロセス」と定義づけた。
グループワークでは、自分の成功談や失敗談を書き出して意見を交わし、「他人は分かっているが、自分は分かっていない強み」を探った。最後に、間嶋崇教授が「今日の経験はセルフ・マーケティングの第一歩。自分を知るためには、普段とは違う異質な環境に身を置く、今回のような越境学習が有効だ」と結んだ。
参加した4年次生は「グループワークでは、それぞれの経験や体験を共有するだけでなく、20歳も上の先輩からアドバイスをもらうことができ、多くのことを知る・聞くことができた」と振り返った。また、卒業生の一人は「自分のキャリアを見つめ直すきっかけになった。業種や立場の異なる先輩や後輩に話すことで、自分で意識していなかった部分が強みになることに気づかされた」と成果を語った。