2024.06.28 Fri
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「グローバルキャリア・サポートプログラム」開講
海外志向の学生の就職活動を支援

外資系企業や海外展開する日本企業への就職を目指す学生を対象にした本学独自の就職支援「グローバルキャリア・サポートプログラム」を6月まで生田キャンパスで開講した。昨年度の4倍にあたる約80人が受講。コロナ禍の収束に伴い、就職活動に臨む学生たちの海外志向も高まっている。

このプログラムは、グローバル企業の採用選考に対する挑戦意欲を高めるとともに、就職活動に必要な知識やスキルを磨くことを目的に2022年度に神田キャンパスで始まった。23年度からは神田・生田両キャンパスで実施(今年度、神田は10月開講予定)。約2カ月の短期集中プログラムで、就職支援会社のコンサルタントやグローバル企業の採用担当者らが講師を務める。卒業までに一定レベルの英語力を獲得することが受講条件の一つ。講座では「グローバル企業の採用動向の理解」「表現技術の向上」などを学び、自己PRや模擬面接などを通じて、選考突破に不可欠な実践力を身につける。

4月30日は、本学の卒業生で、現在はグローバル企業で活躍する佐野柚季さん(平26法)らを招き、仕事内容や就活体験談を聴いた。
専門商社勤務の佐野さんは、在学中にニュージーランド留学を経験。入社後は、電力インフラ部門で中東やアフリカ市場を開拓するなど、語学力をフル活用している。「元々英語は不得意だった」というが、「留学という明確な目標を持つことで頑張れた」と語った。また、就職活動時は「入社後、実際にグローバルな働き方ができるかを確認することが大事だ」とアドバイスした。
就職活動の視野と選択肢を広げるために受講した経済学部3年次生津曲美咲さんは、「実体験に基づくアドバイスはとても参考になった。過去の自分を振り返ることや体験を言語化することはすぐに実践したい」と語った。

5月7日の講座は、企業へのアプローチ方法がテーマ。多くのグローバル企業が集まる選考直結型イベント参加に向けて、具体的な企業研究を進めたほか、自己PRの書き方などを学んだ。
20240627グローバルキャリア_02▲グループワークでグローバル企業を研究する学生たち
20240627グローバルキャリア_01▲企業へのアプローチや自己PRの方法など
具体的な情報が提供された

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