2024.06.27 Thu
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隅田川に転落の女性を救助
濵島さん(法3)に学生部長表彰
濵島崚雅さん(法3)は4月、隅田川に落ちた外国人女性を救助し、東京消防庁消防総監感謝状が贈られた。また、本学学生部長からも表彰された。
濵島さんは4月23日午後9時半ごろ、塾講師のアルバイトを終え、隅田川沿いを歩いていたところ、突然地面を打ちつけるような大きな音がした。振り返ると、先ほど川沿いのフェンスに腰掛けていた人物が消えている。暗い川の中でおぼれている姿が目に入った。すぐに別の通行人が警察や消防に連絡。しかし水中からの「ヘルプ!」という叫び声は途絶え、やがて動きが止まってしまった。
これはやばい――。思うより先に体が動き、濵島さんは川に飛び込んだ。岸からさほど離れてはいないが、水深は深く足はつかない。すぐに女性の元にたどりついたが、意識はなくぐったりしている。渾身の力で岸まで引っ張っていった。
濵島さんは4月23日午後9時半ごろ、塾講師のアルバイトを終え、隅田川沿いを歩いていたところ、突然地面を打ちつけるような大きな音がした。振り返ると、先ほど川沿いのフェンスに腰掛けていた人物が消えている。暗い川の中でおぼれている姿が目に入った。すぐに別の通行人が警察や消防に連絡。しかし水中からの「ヘルプ!」という叫び声は途絶え、やがて動きが止まってしまった。
これはやばい――。思うより先に体が動き、濵島さんは川に飛び込んだ。岸からさほど離れてはいないが、水深は深く足はつかない。すぐに女性の元にたどりついたが、意識はなくぐったりしている。渾身の力で岸まで引っ張っていった。

ちょうど消防や警察が到着し、濵島さんは川の中に入ったまま、女性を引き上げるのを手伝った。水はさほど冷たくはなかったが、自身が陸に上がった後しばらくは全身の震えがとまらなかった。
水泳の経験は中学の授業ぐらいだという濵島さん。「最初は躊躇したが、意識がなくなると一刻の猶予もない、あそこまでだったらいけると、とっさに判断した」と振り返る。後日、女性は一命をとりとめたと聞き、胸をなでおろした。
5月、浅草消防署での感謝状贈呈に続き、6月22日は佐竹弘靖学生部長が表彰した。
濵島さんは法学部やエクステンションセンターの法律総合講座で勉強に励んでいる。「授業やゼミで学んできた『その場で最善を尽くすこと』を行動で示すことができた」と語っている。
水泳の経験は中学の授業ぐらいだという濵島さん。「最初は躊躇したが、意識がなくなると一刻の猶予もない、あそこまでだったらいけると、とっさに判断した」と振り返る。後日、女性は一命をとりとめたと聞き、胸をなでおろした。
5月、浅草消防署での感謝状贈呈に続き、6月22日は佐竹弘靖学生部長が表彰した。
濵島さんは法学部やエクステンションセンターの法律総合講座で勉強に励んでいる。「授業やゼミで学んできた『その場で最善を尽くすこと』を行動で示すことができた」と語っている。