2024.06.12 Wed
ONLINETOPICS

全米さくらの女王が本学訪問
学生たちが日本文化を紹介

20240612さくらの女王_01▲本学を訪問した全米さくらの女王のイベンジャリスタさん(左)とオズボーンさん
6月7日、来日中の「全米さくらの女王」アレッサンドラ・イベンジャリスタさんが神田キャンパスを訪問し、松木健一理事長や学生らと交流した。

全米さくらの女王は、首都ワシントンで毎年春に開かれる全米さくら祭りで選ばれる。76代女王のイベンジャリスタさんは、6日に岸田文雄首相へバイデン大統領からの親書を渡した後、秋篠宮家の佳子さまと懇談。それに続いて、学生との文化交流のため本学を訪問した。これに先立ち、5日に衆院議長公邸で開催された歓迎会には松木理事長、斎藤達哉国際コミュニケーション学部教授らが来賓として出席した。

本学を訪れたのはイベンジャリスタさんのほか、シャペロン(NCSS全米州協議会役員)のアンジェラ・ジャクリン・オズボーンさん、第30代「日本さくらの女王」の片山慶子さん、シャペロン(公益財団法人日本さくらの会女王委員)の工藤園子さんら。10号館相馬永胤記念ホールでの歓迎交流会では、松木理事長と根岸徹郎国際コミュニケーション学部長が英語で歓迎。イベンジャリスタさんは日本語で自己紹介した。

歓迎交流会には国際コミュニケーション学部の学生や、大学院文学研究科日本語日本文学専攻の大学院生ら約40人が参加した。日本文化紹介では、神田祭の様子を映像で紹介した後、錦町3丁目町会長の前田智彦さんの指導で、祭りで歌われる「木遣り」を体験。全員で祭り半纏を着て、独特な節の木遣りを高らかに歌い上げた。
また、相撲部出身の大学院生による相撲の紹介では、間近で繰り広げられる迫力あるぶつかり合いに目を丸くし、居合道部の演武では、静ひつな剣の動きに引き込まれていた。
最後はアニメのアフレコ体験教室。大学院で音声学を研究する声優の松田健浩さんらによるお手本の後、実際のアニメの映像に合わせ、イベンジャリスタさんと片山さんが日本語でアフレコに挑戦した。

学生たちから贈られた専大マスコット「センディ」のぬいぐるみを手にしたイベンジャリスタさんは「とてもすてきなデモンストレーションでした。米国に戻って、この様子をみんなに紹介したい」と笑顔で語っていた。
20240612さくらの女王_02▲歓迎のあいさつをする松木理事長(左)
20240612さくらの女王_03▲祭りの「木遣り歌」を体験
20240612さくらの女王_11▲迫力ある取組を間近で見学した
20240612さくらの女王_05▲アニメのアフレコに挑戦。左は日本さくらの女王の片山さん
20240612さくらの女王_06▲学生、大学院生も参加し交流を深めた
20240612さくらの女王_07▲居合道部の演武の後、模擬刀を手にするイベンジャリスタさん
20240612さくらの女王_08▲さくらの女王を囲んで。交流会に参加した本学関係者や学生らと

関連情報