2024.05.23 Thu
ONLINETOPICS

RESEARCH Conference 2024 神田キャンパスで開催
ネット情報・上平教授が講演

リサーチをテーマにした産官学によるRESEARCH Conference 2024が5月18日、神田キャンパスで開催された。同事務局とネットワーク情報学部の共同開催。
リサーチカンファレンスは行政、大手企業、スタートアップなどさまざまな立場の実務者が集い、リサーチの価値や可能性について考え、交流を深めることを目的としている。3回目となる今回は、オンラインとオフラインで合計2000人以上が参加した。

デジタル庁・総務省の担当者、企業のリサーチャーらによる19の講演セッションがあり、最新のリサーチ活用事例を紹介。その中で上平崇仁ネットワーク情報学部教授は「デザインリサーチと教育」と題して講演。学部授業での実践事例を報告し、「ともに<つくること>を通して知ることがあり、当事者同士の距離が縮まる。いきなり結果は出なくても、学生にとっても企業や行政にとっても、新しい問いを見つけるきっかけになる」と語った。

カンファレンスでは初めてポスターセッションが開催され、ネットワーク情報学部の3組が昨年度の取り組みを紹介した。
上平研究室は、鹿児島県阿久根市での市場跡地再活用事業の基礎調査について報告。学生たちが阿久根市で実施したデザインリサーチの様子をつまびらかにし、活用方法について提案した。活動に参加した菅原真唯さん(令6ネット情報)、山根霧羽さん(令6ネット情報)、上山哲太さん(令6ネット情報)は「現地でさまざまな場所を訪ね、たくさんの人たちと話したリサーチの過程とその結果をまとめた。貴重な体験で自分たちの成長につながった」と語った。
20240522RESEARCHConference_01▲講演する上平教授(中央)
20240522RESEARCHConference_02▲ポスターセッションでは、
昨年度調査に参加した卒業生が活動を説明した

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