2024.05.17 Fri
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車いす体験講座を開催

20240517車いす体験講座_01▲神田キャンパスやその周辺で行われた車いす体験講座
車いす利用者の気持ちに寄り添った移動支援や介助スキルを学ぶ、障がい学生支援室主催の「実践!車いす体験講座」が5月11日、神田キャンパスで開かれ、学生と職員が参加した。千代田区で障がい者・高齢者福祉事業や各種福祉講座などを行っているNPO法人ホープ代表の永田潔氏が講師を務めた。

車いすの種類や構造、基本的な操作方法を学んだ後、参加者は2人1組で、利用者役と介助者役を交互に務めながら1号館やキャンパス周辺をまわった。段差の乗り越え方、複数人で車いすを持ち上げての階段移動、エレベーターの乗車などを体験。スロープを通過する際には、利用者目線での不安感、押す側の苦労などを体感し、感想を話し合った。

参加した法学部1年次生は、「普段は気にしていない段差が、車いすを押しているときも座っているときも、とても気になった。車いす利用者がどんな思いで生活しているかを知ることができ、とてもいい経験になった」と話した。
20240517車いす体験講座_02▲車いすの構造や操作方法を学ぶ参加者
20240517車いす体験講座_03▲段差の乗り越え方を実践した
20240517車いす体験講座_04▲協力して車いすを持ち上げて階段を上った
20240517車いす体験講座_05▲スロープでの移動介助についてレクチャーを受ける参加者

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